リーダーシップを育む理由
本能
人間には「生きる為に守る」という本能があります。
蛇の怖さも知らないのに、蛇を見たら逃げるなんて行為もそのうちのひとつ
で、その本能がそのまま人のコミュニティで表れると、我が身を守る為に他者を傷つけるという事にもなります。
でもその本能には、他者(子供)を守るというものもあります。
子孫を残す為に、自分以外の人間を育てるというものですね。
という事で、人が住みよい街を形成する為には、他者をケアできる人を、他者を守る本能を活用してリーダーを育てる必要があります。
それを私はバスケットボールを活用して進めて行きます。
バスケットボールはチームスポーツ、そして競技なので多様な人が集まり勝敗を競うので問題が起こりやすいスポーツでもあります。
だからこそ、その問題を解決する能力や、その問題が起こらないように準備する為のマネージメント能力やスキルなどが必要になります。
犠牲心を持ってチームをけん引、さらには対戦相手を敬うリーダーシップを育むには素晴らしい教育ツールだとも言えます。
ただ、そのリーダーシップを育む為に、あった方が良い人の気質が、自己肯定感ですね。
別な言い方をすると「自分軸」を持ってる人を育成する必要があるという事です。
それはリーダーシップを育む為に大きなヘルプとなります。
もし、自己肯定感が低く、自分軸が安定してない場合は、リーダーシップを育む前に、それらを育む指導が必要になります。
それが他者と比べない指導ですね。。。
その環境として性別、年齢、経験などがバラバラな多様的な空間はおススメです。
そこでバスケットなど共通のスポーツで競争をすると必ず「優劣」が発生します。それは人の心の中にも自然発生します。
そんな時、思わず優者を褒めてします!劣者を励ましてしまう!
そんな言葉をかけてしまう。
その瞬間、それらの頭の中には「優劣」の認識が芽生えます。
そこを、その現象だけで受け止めず、それぞれのステップ(階段)と捉えて優者には「次のステップ」を、劣者には「迷わない姿勢を」促す
同じスポーツ、同じメニューをしていても、そんな導きをする事で、知らぬ間に、他者と比較して優越感を得る思考に成らず、自分のやるべき事へフォーカスできるので、自分軸が作りやすくなるし、その階段を登りチャレンジする事を褒める事で自己肯定感も身に付きやすくなる。
冒頭に書いたように、人には我が身を守る本能がある
従って、どこかで、何かでリーダーシップを学び身に付ける機会を提供する事は、人間社会をよりよい物にする為には必要不可欠なものだと思う。
今の活動を始める前に“人が生きる為にバスケットボールが必要かどうか”を明らかにする為に図書館に通った時出た答え、それが「リーダーシップとコミュニケーション能力を向上する手伝いをバスケットで行う」でした。
活動から20年以上経って、その事の必要性をより強く感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?