決 戦 FAINALS GAME1
疲れた。マジで疲れた。
いや選手たちの方がもちろん疲れてるし、現地で声張って応援してくれた方たちのほうが疲れてるとは存じておりますが、見ててすっげー疲れた。
まさか史上初のオーバータイム・・・からのダブルOT。
決戦、激闘というにふさわしいGAME1。
シーズンで1番ハイテンションのGAMEがファイナルで見る事が出来るとは思わなかった。
信じられないくらい素晴らしい試合。試合というのもはばかれるくらいの戦いだった。
ダブルオーバータイムまでもつれた試合の感想、書かせていただきます
■ 最 高 VS 最 強
始まりました。BリーグCS FINALSシリーズ 頂上決戦
互いをよく知る最高のカード。
速さの千葉、インサイドの琉球という印象有るけど千葉もインサイドのクソ強いし、琉球もスピード+フィジカルはトップクラス。
まじでNo1決定戦にふさわしい。
天皇杯含め今季の戦績は千葉2勝-1勝キングス
日本人帰化選手のギャビン・エドワーズが3戦とも欠場だったためキングスとのかみ合わせが不明だけど、すごい戦力がカムバックしたって事で下馬評はやはり千葉有利。
まぁ仕方ないね。
ただギャビン・エドワーズはファウル癖が悪癖。上手くいかない時にファウルしてしまうところがあるのでキングスは確実にそこを狙ってくる。
まずは早めにギャビンを追い出し外国籍ON2でイーブンにしたい所。
■前半戦はほぼ互角 [CHI36-41RGK]
1Qは点の取り合いでキングスが12点リード。
2Qはフィジカルバトルで重い展開になるもオフィシャルタイムアウト明けから千葉が猛攻を仕掛け前半を
前半
千葉36-41琉球
で折り返す。
しかしキングスはフリースローが入らない。
前半 フリースロー
千葉11/11 100 %
琉球 2/5 40%
最終的に
千葉29/35 82.9%
琉球21/34 61.8%
うーーーーん。もう少しでも入っていたらかなり楽になってただけに悔やまれる。
フリースローは大事だって言ったよね?(´;ω;`)
明日はしっかりタッチを修正してくれ🏀
ワッイ「ふーーーーーーーん解説・佐古さん、千葉好きなんだね(暗黒微笑)」
■牧隼利について話させてほしい
天皇杯の決勝は牧がノンシューターにされてフリーでシュートを打たされていた↓
以前noteで書いた記事を見て頂ければわかると思うけど
牧はチーム最多のスリー9本を打ち1本しか決め切れず、千葉の作戦勝ちになってしまったが迷わず9本打ち切った健全なメンタルがいつかキングスを救う時が来ると思っていた。
今日の牧の3ポイントは2/6 33%
2本とも後半のショットでチームが苦しい時間帯に2本の3ポイントを決めチームを救った。
「健全なメンタルがいつかキングスを救う時が来ると思っていた」
それがCSファイナルだったことが死ぬほど嬉しい。
明日も頑張れ!牧!
■No.1PG富樫勇樹とエドワーズのファウルトラブル
誰が何と言おうとこの日1番の選手は富樫勇樹だった。悔しいけど素晴らしい。
44分51秒 出場
31得点8アシスト
シュートタッチの悪いチームメイトをグイグイ引っ張ってキングスに食らいつく。突き放したい勝負所で3ポイントをねじ込み、ジャンプショットをバシバシ決めてくる。
富樫の3ポイントは3/12 25%と低確率だったけどやられたくない時には絶対に決めるマン。千葉にとってこれほど心強い選手はいない。
富樫がクーリーを狙ってスピードのミスマッチを突いて1on1でめちゃくちゃ決める。クーリーをハンティングの対象にするってマジで富樫だけが出来る芸当だよ。
クーリーはあまり高い位置に出ずに富樫のドライブを警戒して下がりながらポジション取りをする(ドロップディフェンス)んだけど、富樫はジャンプショットの確率もいいからクーリーが下がったらフリーでショットを決めまくった。
逆にキングスはここの対応をどうするかがGAME2のカギになる。
対応としては簡単にスイッチしない事とクーリーのドロップポジションを高くする事が定石だと思うけど。明日はどうなるか。
ともあれ日本No1ポイントガードは富樫勇樹だと全国に知らしめた素晴らしい活躍だった。
河村勇輝?知らない子ですね。
□ギャビン・エドワーズの悪癖発動
ギャビン・エドワーズはやっぱりちょっと無駄なファウルというか千葉に流れが来そうな時に行かなくていいファウルをしてゲームを難しくしてしまった。
明日はファウルコントロールしながらのプレーが必須になるけど、それならキングスは渡邉飛勇でも対応出来るかもしれない。
■セカンドユニットが躍動④
【朗報】キングス2ndユニット完全勝利!
4月以降毎週書いてる気さえする。セカンドユニットが躍動した!!いや完全勝利と言っていい。
4-45の差はデカい。そして重い。
ぶっちゃけ両チーム似たような所があってそれがセカンドユニットの強さ。両チームともセカンドユニットがめちゃくちゃいい。
キングスは
ダーラム、コー、牧、松脇、田代+ヒューがいて
千葉は
スミス、佐藤、西村、小川、荒尾がいる。
どちらも素晴らしいセカンドユニットで他チームに行けばスタメンクラス。
どちらも素晴らしいけど圧倒的に違うところがフィジカルの部分。特にディフェンスの圧。
いや分かる。千葉のスモールラインナップは速くて強度の高いディフェンスが出来る。でもね、それは名古屋D戦スタメンで経験してるのよ。名古屋Dの方が速くて痛いのよ。
フィジカルの強さで圧倒出来るセカンドユニットの時間帯でかなりつなげた。苦しい所でホントにセカンドユニットの頼もしさが輝きまくった。
そして名古屋Dの魂も一緒に戦っている。西地区なめんなよ!!おぅ!?
■インサイドは死んでも譲らない
キングスのプライドのインサイド。ここだけは絶対に負けてはいけない。明確に千葉より上回っている所で絶対に負けるわけにはいかない。
4Q残り38秒でクーリーが5ファウルアウトしてインサイドの高さが足りなくなったとはいえ、リバウンドは全員でつかみ取りゴール下を死守した。
正直ムーニーがここまでリバウンドが強いとは思わなかった。ローも身長も手も長く何度もボールを触ったが、ほんとに全員でリバウンドとインサイドは
死んでも譲らなかった。
自分たちの強みを絶対に千葉にやられなかった所が大きなポイントだったと思う。
■PRIDE vs PRIDE
1Qからずっとそうだったけど。試合終盤の4Qは本当にプライドを懸けた戦いだった。キングスファンだろうが千葉ファンだろうが、どちらのファンでなくても胸を打つような熱い戦いで本当にすごかった。
富樫、ムーニー、原が活躍したかと思えば
キングスはダーラム、クーリー、ダンカン、牧がやり返す。
クーリーがファウルトラブルになればヒューが素晴らしい活躍で繋いで、キングスの勢いを千葉の小川が止めに来る。
まじで一進一退。
冒頭にも書いたけど、キングスにとってベストゲームは今日の試合だったと思う。
4QラストはV・ローにタフな3ポイントを決められ勢いで押し切られるかと思ったけど見事にキングスがダーラムと今村を中心に押し返し
試合終了
千葉 93-96 琉球
で試合終了。激闘の末キングスがGAME1を先取。大きな大きな1勝を手にした!
■GAME2まだお互いカードがある
キングスが先勝してかなり優勝に近づいたと言ってもいい。
でも千葉の修正ポイント、ダーラム対策とリバウンドは絶対改善してくるし、C・スミスが当たっていないのでそこは絶対に専用のシューターセットオフェンスを用意してくるはず。
ギャビン・エドワーズもファウルをコントロールしてリバウンドに絡んでくるのは間違いない。
キングスも岸本のタッチが悪い中で押し切れたのでここが回復するだけで大きいし、千葉は絶対にインサイドを収縮してくるので岸本、今村を始めとするシューター陣のさらなる活躍が渇望される。
クーリーと富樫のマッチアップもどういう風に修正するかも注目なポイント。
お互いGAME1からやりあったのでどこが修正ポイントか絞ることが出来てると思う。
エースクラスの選手のタッチが両チームとも悪かったので、岸本、スミスのどっちが先に調子を取り戻すかもめちゃくちゃ注目ポイント。
コーチ陣の眠れない夜はこれからが本番だよ。。
頑張れ桶谷HC!!!
■応援合戦
応援合戦・・・・勝者・・・・・・・・
「「「「キングスブースター!!!」」」」
マジで最高のブースター。
クーリーが言っていた、キングスのブースターは世界一。
とりあえずまず日本一であること証明するチャンスを得た。
現地で応援している皆さんに念を送ります。
ホントにホントにありがとう。選手を勇気づけることが出来るのは今、現地で応援してる皆さんだけです。
モニターで見てても「GO!GO!KINGS!」はずっと聞こえてました。絶対喉が痛くなっていると思います。
のどのコンディションを整えてあと1勝分の応援を心よりお願い申し上げます。
横浜アリーナを沖縄アリーナに変えて下さい!!
■まとめ
観てるだけで汗どばどばで疲れMAX。
現地応援民は今日は龍角散のど飴案件。粉末タイプでもヨシ。
選手はリカバリーに全力!
応援民もコンディションを整えて最高の応援をしよう(๑•̀ㅂ•́)و✧
明日で決める。
たつまる
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