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2023年8月のCPIテスト結果

こんにちは!タツマキゲームズです。いよいよ今年も残すところ2週間ちょっととなりましたね!

アドベントカレンダーは12月25日が最終日ということで、今週の5日間で2023年8月から12月までを振り返り、25日の月曜日にまとめという形で締めくくりたいと考えております。それでは今週もよろしくお願いします!

8月のCPIテスト本数は5本でした!6月に事務所を引っ越して最初の夏で、暑さ対策を色々と苦心していた思い出があります。。

15. Stunt Ragdoll

ダウンロードはこちらから(Android

企画コンセプト

夏頃から、ラグドールのみならず他のプロトタイプにおいても、これまでよくハイカジで使われてきたようなローポリのカジュアルなアセットではなく、フォトリアルなアセットでゲームを構築してみるということを試していました。ハイカジといえばローポリの棒人間みたいなイメージがあったのですが、ランキングなどでもフォトリアルなアセットを使ったゲームを見かけることが増えてきたことから、どのくらいのCPIになるのかを確かめてみたかったことが主な理由です【今井】

テストに使った広告動画

ラグドールがゴムに絡まってバインバインするという見た目の面白さがこのゲームの全てなので、そこにフォーカスしてラグドールの見た目を色々変えて試してみました。

何故か落下させられてゴムに絡ませられる人

CPIテスト結果

結果として平均CPIは$0.3と、かなり低い単価に落ち着きました!ラグドール+ゴム紐という鉄板の組み合わせではあったので、ある程度低単価になるという予想はありましたが、想定を超えてきた感じで驚きました。

鉄板の組み合わせ 見た目のキャッチーさは強い?

振り返りと考察

ゲーム内指標はこれまでのラグドール系タイトル同様、そこまで高いわけではなかったのですが、CPIがかなり低い単価となったためスケーラビリティを有していると判断して本開発へと移行しました。改善を何度か試し、他の媒体でも獲得を行なってみたりとソフトローンチまでは漕ぎ着けましたが、やはりどうしてもLTVがあげられなかったことから開発はペンディングとなりました。ある意味で低CPIを狙って出すことができる証明はできたので、引き続きゲーム内指標との両立を狙っていきたいと思います!

16. Paper Cutting

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企画コンセプト

デベロッパーさんから持ち込んでいただいた企画だったのですが、紙をお手本にそって切るというシンプルな操作に対して、出来上がったもので驚きをつくることもできるためウケが良いのではないかと考えました。ジャンルとしてはパズルゲームになりますが、あまり解き方を考える必要は無いのでゲーム内指標がどうなるか試してみたかったという側面もありました【畑佐】

テストに使った広告動画

ある程度切った後の開いた形(正解の形)が分かるようなステージを使いつつ、それをあえて下手っぴに切ることで開いた形を予想外にするような構成がもっともいいパフォーマンスでした。予想をいい意味で(笑える形で)裏切るというのも、ヒキのある動画をつくるポイントだと思います。

ちょうちょができるはずなのに…?

CPIテスト結果

平均のCPIは$0.75で着地となりました。ゲーム内指標は、やはりゲームがシンプルすぎる(難しいステージや、考えなければいけない要素がない)ことからかそれほど高いものではなかったため、本開発へは至りませんでした。

何事もバランスが大事…

振り返りと考察

指で自由に線を描くような、ドロー系の操作はハイカジでよく用いられる方法ではありますが、その操作の直感性とわかりやすさにはまだまだポテンシャルが残されているかなと感じています。今回は切り絵というモチーフと組み合わせてみましたが、パズルゲームのみならずいろいろなジャンルに組み合わせが効くと思っているので、ドロー系を軸にした企画も引き続き掘り下げていきたいジャンルの1つです。

いかがでしたでしょうか!今年の下半期はリアルアセットをつかったタイトルでCPIテストを色々と試したり、Human Electric Companyに大型のアップデートを入れてみたりとこれまでに無いことを試せた時期でもありました。リアルアセットを使ったタイトルのCPIテストは意外な結果も多く見られたので、そのあたりも今週の中でご紹介していければと考えています。

それでは、今週も駆け抜けていきましょう!!


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