2023年1月のCPIテスト結果
それではさっそく、今年1月に実施したテスト結果から振り返っていきたいと思います。
集計してみると1月は15本のゲームをテストしていました。結構多い。その中から2つのタイトルをピックアップしてご紹介したいと思います!
1. Jelly Adventure
企画コンセプト
ゼリーやスライムをモチーフとしたハイカジをよくランキング上位で見かけるので、この質感や色味には見た人を惹きつけるものがあるんだろうと思いました。それを活かしながら分かりやすいゲームメカニクスに落とし込むために、上から下へプルプルと自動で落ちていきつつ、操作は「引っ張る」だけにすることで、モチーフの良さを最大化できると考えました【エンジニア:今井】
テストに使った広告動画
動画ファイルを直接埋め込むことが出来なさそうなので、どのような動画だったかを画像で説明していきます。
今作は「ゼリーのぷよぷよ感」が最大のキモなので、そこにフォーカスしたシーンを冒頭に持ってくるようにしました。
CPIテスト結果
平均CPIは$0.38で比較的良く、ゲーム内指標(プレイ時間や継続率)も悪くなかったため、その後本開発に至りグローバルローンチまで進めました!
振り返りと考察
プルプルっとしたゼリーの動きや質感そのものに、まず触ってみたくなるようなヒキがあるのかなと思います。それを活かしてどんなゲームに落とし込めるかというところがポイントですが、シンプルながら触っていて楽しいものにできたかと!レベルデザインは高難易度のものも試してみましたが指標が下がってしまったため、最終的に別メニューに分けて「より手応えのあるレベルを遊びたい人だけが遊べる」という形に落ち着きました!
2. Big One Fishing
ダウンロードはこちらから(Android)
企画コンセプト
TiktokやYouTubeショート動画を見ていると、巨大な魚影を相手に釣りをしている動画がかなりのイイね数を集めていました。その不気味さと期待感を表現しつつ、釣り自体もカジュアルゲームとしては相性が良いので、上手く組み合わせれば面白くヒキのあるゲームがつくれるのではないかと考えました!【畑佐】
テストに使った広告動画
手前側にキャラクターがいないパターンや、元ネタを参考に濁った水で試してみたりと複数試しましたが、下記のパターンが結果は一番良かったです。
CPIテスト結果
平均CPIは$0.61と、やや高めの結果となりました。ゲーム内の指標も期待したほどは伸ばせなかったため、このタイトルが本開発まで進むことはありませんでした。
振り返りと考察
釣りゲーム自体は自分が好きなジャンルということもあり、引き続き可能性を探っていきたいなと思っているんですが「一匹の巨大魚と格闘する」ということ自体がちょっとマニアックなのかもしれません。小物でもいいからバンバン釣れたほうが、気持ちよさとしてはより万人受けしそうですよね!ただ、何かしらまだ余地がありそうな感じはしてるので、なにかいいアイデアがあれば掘り下げていこうと思います!
いかがでしたでしょうか。明日は2月のテスト結果からピックアップしていく予定です!
他に「こういうデータが知りたい!」とか「これってどうなの?」といったご意見・ご質問ありましたら、コメント欄からお気軽にどうぞ!
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