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ofulover第1章【完】前夜

もうすぐofuloverの 第1章が終わる。
高校時代に当時のドラムとちゃそ、
浅田で組んだのが0章、
言うなればプロローグ。

このときにしてる曲に関しては
マジで誰1人知らんと思う。
「蝉泣き止むと雨」
「ボーリングライダー」
「グッバイオフラバー」 etc...

メンバー内で話しても
恥ずかしすぎてむず痒くなるし、
もう弾くこともできない。
ofuloverの古参を自負したとしても
この曲たちは絶対に知らんと思うし、
知らないで欲しい。
あの頃は甚平を着て
ライブをしていたし
(バンドテーマが
『お風呂で口ずさむ音楽を』だったので)
バンド表記もカタカナだった。

でも、それじゃあ流石に
ダサすぎるってことで
バンド名を英語にし、
服も和服から洋服にしたとき、
そのタイミングで ドラムが抜けた。
そして、同期の山口が入り
俺たちの第1章が始まった。

濃すぎたくらいの第1章。
初めは、俺たちのことを知る人なんて
ほとんどいなかった。

だから、友達を必死にかき集めて
ライブハウスに来てもらったし、
関西のライブスケジュールをみて
フライヤーを配りに行ったりもした。

そういや東京でも
フライヤー配ったな笑
神戸のバンドが東京で
配ってるなんてありえんすぎて
信じてもらえんかった。


喧嘩も沢山して
ちゃそが山口を蹴ったりとかもあり、
それでも、
いいことがあれば4人で 分かち合った。

苦楽を共にしてきた
4人のofuloverが明日終わる。
あの頃に比べて
俺たちを知ってくれている人が
どれだけ増えたか。
俺たちの夢である
太陽と虎ソールドを
喜んでくれる人がどれだけ増えたか。
本当に続けて来て良かったと思う。
でもその喜びと同じくらい
俺はバンドで売れたい。

まだまだofuloverが
全然知られていないことは
最近フライヤーを配って
痛いほど実感している。
だから、明日は終わりじゃなく
第2章の始まりの日にする。

ここからまた俺たちは
歩いて行くぜ。
信じた道の答え合わせ
俺はちゃんと胸を張って歌える。

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