中本樹 ofulover

中本樹 ofulover

最近の記事

別れの折に

7年前、泣きながら バンドやることを伝えた。 ・就職しないこと ・音楽が好きなこと ・ofuloverとしてやっていくこと それを母親に伝えたとき 俺は泣いていた 多分俺にとって初めて決断したことだったからだと思う。 結局バンドで飯を食っていくことは無理だった。 でも、最後にはこんなにも 愛してくれる人たちに囲まれていた。 最後の最後で弟とも共演ができて、 たくさんのお客さんの前で 同じステージに立っているところを 見せることができた。 俺にとってはそ

    • March of lover2023に向けて

      去年のマチラバーが終わって 正直、もう絶対したくないと思っていた。 見えない義務感をずっと感じていて、 お客さんやバンドマンとの約束、 「続けないといけない」と言う自戒に縛られて とりあえずやる、という状況で気持ちを繋げてきた。 じゃあ、今も義務感だけで動いているのか? と言われるとそうじゃない。 今は「マチラバーを続けたい」という気持ちが強い。 正確にはこのイベントを変えていきたい。 俺たちに取ってマチラバーは バンドの転機となってきたイベントだった。 初年度。 初

      • 図太く生きる

        図太く生きよう 笑われたくらいがなんだ 振られたくらいがなんだ 怒られたくらいがなんだ 失敗したくらいがなんだ 寄り添う音楽もいいけれど なんでも跳ね返す 無敵の音楽が 俺は好きだ。 だからそうやって 歌い続けるし そういう詩を 書き続けていく どうしようもないときは ofuloverを聴きな 俺が1番だって ずっとそこで歌ってるから 元気になったら ライブハウスにもおいで もっとカッコいい音楽が そこで鳴っているから ふと固定ツイートの

        • 貴方のおかげ

          なんでこんな良いのに 売れないの?って ずっと思ってるし ずっとそのマインドでバンドやってる。 でも、 別に音楽だけやってたら 良いとは思わん。 デザインもするし 曲を知ってもらえるための動画も作って どうすればいいイベントをやれるかを考えてる。 結局バンドは 「こんなこと意味あるのか?」 ってことの繰り返しだったりする。 振り返ったときに 「アレしといてよかった」 とか 「こうしとけばよかった」 って思い続けて、 それが歌になり ライブのMCとなり 俺の生きる

          2023年 本当の挑戦

          遅くなりましたが 今年の目標は 「必死こく」 に決めました。 俺は、 バンドを始めた時からずっと 商業的に売れることを 目標としていたし 売れないと意味がないって思ってた。 でも、 それだけじゃないと 思えたのが2022年。 ドラムが抜けるタイミング、 「この4人で売れたい」 という気持ちから 「音楽がしたい」 という気持ちが強くなって また続けることにした。 思えば今まで、 考えすぎてたんかもしれん もっとシンプルで良かった。 音楽に出会ってもら

          2023年 本当の挑戦

          short hope セルフライナーノーツ

          1曲目 フィクション 歌詞は今のシーンに アンチテーゼを込めて コード感やアレンジは 場末のキャバレー感を出して 言い換えると 寂れた飲み屋の端っこで 飲んだくれがなんか言ってる! みたいな感じ。 誰も聞いてなくて 言ってる本人も 聞かれるのは恥ずかしいけど 言わなきゃやってられない。 そんなイメージ。 全部言い切ったあとに 「うーそぴょん」って言えば 多分許されるから 怒りや悔しさを感じたら この歌聴いてもらえると 明日を生き抜けるかもしれない。 2曲目 夜に唄え

          short hope セルフライナーノーツ

          1st Full Album「紡ぐ」セルフライナーノート

          1曲目 flowerpiece ある美術館で美しい花の絵をみた。 常設展示の片隅に飾られた絵は、 有名な画家でも主役級の展示でもない、 ましてや似たような絵だってあったけれど、 なぜかとても惹かれる絵だった。 どの時代、どの分野にだって天才はいる。 そしてそれを追う者がいる。 俺もその絵の画家も多分後者だ。 だから、 周りのバンドが着実に歩みを進めるたびに、 焦ったり苦しんだりする。 そして 『手が届かないものには嫉妬すらしない』 という言葉に、 天才じゃないという事実を

          1st Full Album「紡ぐ」セルフライナーノート

          ofulover第1章【完】前夜

          もうすぐofuloverの 第1章が終わる。 高校時代に当時のドラムとちゃそ、 浅田で組んだのが0章、 言うなればプロローグ。 このときにしてる曲に関しては マジで誰1人知らんと思う。 「蝉泣き止むと雨」 「ボーリングライダー」 「グッバイオフラバー」 etc... メンバー内で話しても 恥ずかしすぎてむず痒くなるし、 もう弾くこともできない。 ofuloverの古参を自負したとしても この曲たちは絶対に知らんと思うし、 知らないで欲しい。 あの頃は甚平を着て ラ

          ofulover第1章【完】前夜

          俺が絶対に負けないもの

          昨日のライブ中でのMC ツイートしようとか 考えてもなかったけど 改めてみんなにも伝えたいから書く 俺は音楽がめっちゃ好き それこそ移動中とか なんかしてるときは 基本音楽を聴いてる でも、みんなのApple replayとか見てると 全然音楽聴いてる人いるから 俺よりも好きな人はいると思う ライブもバンドも好き けど、それはみんなそうだし、 ライブなんて、 俺らよりもいっぱいして生活削って ライブしてる人たちがいるから 俺よりも好きな人はいると思

          俺が絶対に負けないもの

          Road to COMING KOBE23

          今年の4月、 俺たちはバンドを 始めたときからの夢である ”COMING KOBE22”の 出演を辞退した。 そして12/17神戸太陽と虎での ワンマンライブを発表した。 Twitterで少し叩かれたり 仲間のバンドマンから勘違いされて 一方的に嫌われてた時期もあった。 なんでこんなことをしたのか? 俺たちはずっと 神戸を名乗ってバンドをしている。 先輩にならって マチラバーというサーキットを開催したり ツアーでは最初か最後に神戸を入れた。 初めてライブハウスで怒ら

          Road to COMING KOBE23

          2022年11月14日に感じたこと

          俺ね、 できる限りお客さんの 要望は答えてあげたい セトリ書いたり 写真撮ったり もちろん忙しい日もある。 ライブ用のセトリは 不公平になるから渡せない。 でも、できる限りのことはしたい。 バンドやってライブハウスいるからには 音楽だけじゃなくて 色んなところで感謝を伝えたい。 ◎色々あるからついでに見ていってね。 ofulover公式LINE →チケット予約やライブ来場特典、 ライブスケジュールなどなど。 そして、バラエティ要素盛りだくさんだから 登録してってね〜

          2022年11月14日に感じたこと

          「心配ご無用俺がいる」

          11/4から始まる今回のツアー 「心配ご無用 俺がいる」という タイトルは 山口の脱退が決まる前から この名前だった。 俺もお客さんもメンバーも誰もが 前を向いて歩けるように歌いに行く。 どうしようもないときに ofuloverのライブに来れば、 「なんとかなるぜ」って 俺が言ってやる。 だから、 「心配ご無用 俺がいる」ツアー。 山口のラストツアーで 久しぶりに行こうと 思ってる人もいると思う。 俺はそれでもいい。 あの頃のofuloverと 今

          「心配ご無用俺がいる」