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『アリン・イ・ダイン』(『デルギ・ハンの大叛乱―皇孫アリンの復讐―』)がKindleで読めるようになったよ

表題の通り、『アリン・イ・ダイン』がKindleの電子書籍になりました

買い切りで購入できるほか、Kindle Unlimitedの会員なら読み放題で読めるはずです。著者も実際の商品版を読んでいますが、ようやく謎の1.35字下げとか前付・後付の文字化けなどが解消されて安心して読める状態になりました。

『アリン・イ・ダイン』の内容

『デルギ・ハンの大叛乱―皇孫アリンの復讐―』から内容に大きな変化はありません。電子書籍化にあたって細かいところは沢山直しましたが、基本的に昔のまま読めるはずです。

世界一の版図を誇る大帝国の片隅から起こったデルギ・ハンの叛乱は、瞬く間に帝国全土を震撼させた。これは、その十一年前から始まる物語。

少年アリンは一族皆殺しの中一人生き残り流罪となった。彼はその皆殺しの首謀者皇帝アルハガルガへの復讐を誓う。一方彼の従姉弟ユエランとエルデムは皇女、皇子として皇帝を支え、帝国のために生きようとする。三人と大帝国の行く末は――。

あらすじ

さすがに今の方が格段に文章が上手いので、全部書き直そうかとも思ったのですが、「この文章だから成り立っているバランスもあるな」と思い、おおむねそのまま残しています。

なんでKindleで出すことにしたか

そんなに深い考えがあったわけでもなく、「Kindleを試してみようか」というくらいでやってみたのが最初で、特に宣伝などもする気がなかったのですが……。出してから「案外悪くないもんだな」と思いましたきっちり値段相応以上の作品を届けるということ。それをする場所に自分を置くこと。多分、それが自分には必要だったのだと思います。

今後どうしていくか

半年に1回程度、Kindleで出版できたらよいなと思っています。「Kindleは売れない」と言われていますし、「そりゃ売れないでしょうね」とも思いますが、あまり売れ行きは重要だと思っていません。むしろ、相応以上のクオリティの作品を発表し続ける方が大事。10冊程度出してから、また方針を考えようかと思っています。……ということは、また5年……⁉

今回は『アリン・イ・ダイン』がKindleで読めるようになったという話でした。ご興味あれば覗いてやってください。また次の本の宣伝もしますね。


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辰井圭斗
資料費に使います。