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第二回遼遠小説大賞応募要項

準備期間:5月1日(水)20:00~5月31日(金)23:59
開催期間:6月1日(土)0:00~7月31日(水)23:59

以下の全てを満たす自作の小説で1人1作のみ参加できます。参加作全てに評議員5名からそれぞれ講評が付き、大賞作品などが選出されます。受賞者が得るものは名誉のみです。

①3000字以上2万字以下で完結している作品
②この企画のための新規書下ろし作品で告知後(5月1日(水)20:00以降)に投稿が始められたもの。5月1日20:00より前に公開されたエピソードがあるものは不可
③ネット上に会員登録をせずに無料で安全に閲覧できるかたちで公開されているもの。ダウンロードが必要なものは不可
④スピンオフではなく単体で成立している作品
⑤講評・結果発表まで公開され続ける作品
⑥日本語で書かれている作品
⑦カクヨムからの参加の場合は企画タグを付けた作品
⑧以下の「裏テーマ」を満たす作品

第二回遼遠小説大賞には表テーマはありません。無。自由です。しかし、こういう小説を書いてくださいという裏テーマはあります。

裏テーマは「遠く」です。といっても、作中で時空の果てを出せばよいということではありません(出してもよいですが)。ここで書く「遠く」とは「小説の可能性」を指しています。

小説の「可能性へ進む」「可能性を切り開く」「可能性になる」……なんでもOKです。はるか遠くまで広がる小説の可能性を感じられる小説であるならば。

小説を取り巻く既存の枠組みや限界から離れた、まだ見ぬ新しい小説を求めます。読み手にとっても、そして書き手にとっても新しい小説を。

評議員一同は作品が目指す可能性をできるだけ読み取ります。「この作品に可能性なんかないじゃないか」と切って捨てる態度は、この企画が最も忌避するところです(それはそれとして気になるところは講評で書きます)。

評議員は、以下の5名です。

辰井圭斗(@TatsuiKeito、主催者):
主催者です。裏テーマは書くのが大変であると同時に読み手の力量が非常に試されるテーマだと思います。「到達したところ」だけでなく「目指したところ」も読み取れるよう努めます。今書けるものを思いっ切り書いてください。

ポテトマト(@potetomatoes):初めましての方は初めまして。ポテトマトと申します。
第一回遼遠大賞では縁あって、大賞を受賞いたしました。
今回は評議員としての参加となりますが、「小説としてより遠くを目指す」という壮大なテーマの答えを、手探りで探し求めなくてはならないというのは、小説を提出してくださる皆様は勿論、実は我々評議員側も同じなのだろうなあと、今ぼんやりと感じております。
一緒に答えを探す友人のような姿勢で、講評をお渡しできればなと考えております。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

南沼(@MNMNM_ebi):こんにちは。
第一回遼遠小説大賞には書き手として参加しましたが、今回は評議員としての参加です。 小説という形態に纏まった文章をもってどれだけ遠くを目指しどこまで至ることができるかという裏テーマの難しさ、また挑戦のしがいについては、第一回の頃から変わらぬものとして私の中にあります。
皆さんの挑戦を心よりお待ちしています。

Pz(@Pz27):謎のPzです(「謎の」をつける慣例が有ると思い込んでる)。今回、裏テーマが設定されている、と云う面白い形ですが、その分、言葉の非対称性が大きく増幅されるかも、と思うと楽しみでもあります。また、私も多少は絵を描く者でもあるので、賞レースに影響を及ぼすかは兎も角、そう云うアプローチも面白そうだな、と思っております。

黒石簾(@kuroisiren):踊るホラ吹き、自称美青年の黒石廉と申します。
創作をはじめて約二年のぺーぺーが末席とはいえ、ここに連なるのは……と言い訳を重ねていくと、校長先生も逃げ出す長文になりそうですので、本題に入ります。  
「遠く」という裏テーマは創作者にとってのみならず、評議員席に座らせていただく私にとっても難しいものです。
遠すぎて視認が難しくなってしまうものもあることでしょう。
また、無限に存在するベクトルから、私なんかでは認識することすらできていなかったところへ走り出す作品もあるかもしれません。
でも、それが良いのだと思います。
もっと遠くへ、どこまでも遠くへ、東西南北三次元をこえてどこかまだ存在しない方向へ。
どこまでついていけるのかわかりませんが、楽しみにしています。

応募方法
①noteから
noteの本記事にコメントで作者名・タイトル名・URLを送る。
②Xから
辰井圭斗(@TatsuiKeito)の固定ポストにリプで作者名・タイトル名・URLを送る。
③小説家になろうから
小説家になろうで辰井圭斗が投稿した「第二回遼遠小説大賞応募要項」に感想で作者名・タイトル名・URLを送る。
④カクヨムから
自主企画「第二回遼遠小説大賞」に参加する。カクヨムに限り、「第二回遼遠小説大賞」「遠く」など当企画への参加が明らかなタグ必須。

受付した作品は「第二回遼遠小説大賞受付作品一覧」に記載していきます。応募後48時間を超えても記載されない場合は“自分の作品がレギュレーションを満たしているかを再度確認した上で”辰井圭斗まで何らかの方法で連絡してください。

なお開催期間は6月からなので、5月に応募したとしても運営側から反応があるのは6月以降です(作品一覧への記載も含む)。

何らかの事情で主催者のXアカウントが凍結された場合は、note、小説家になろう、カクヨムでその後の対応を告知します。

以下Q&A
Q:5月1日20:00から書いていいということ?
A:OK。なんなら投稿を始めてもOKです。でも、5月は評議員がまだ稼働していないので無反応です(Xで見かけたら主催者はリポストくらいするかもしれませんが)。参加作品一覧に追加されるのも6月からです。
Q:レギュレーション違反の作品で応募したらどうなるの?
A:無視されるかキックされます。6月以降に48時間経っても何も反応がないときはまずレギュレーション違反を疑ってください。特にカクヨムはタグがないとキックされやすいので注意。
Q:ノベプラとかPixivとか他の小説投稿サイトで書いてるんだけど。
A:参加できます。専用の窓口は設けてないので、noteやXから作者名・タイトル名・URLを送ってください。
Q:カクヨムで投稿している作品だけどXから応募していい?
A:OKです。タグを付けたくないならそうするといいかもしれませんね。
Q:個人サイトにアップした作品で参加してもいい?
A:OKです。ただしセキュリティ対策の観点で評議員の誰かのセキュリティソフトが危険を感知したら参加取り消しにします。トラブルを防ぐという意味では既存の小説投稿サイトから参加した方がいいかもしれません。
Q:挿絵はつけてもいい?
A:OKです。
Q:一番槍(一番乗り)になりたい!
A:残念だったな、遼遠小説大賞は事前告知があるから一番槍の概念がないのだ。早いと偉いみたいなのはないので、自分のペースで納得のいく作品を書いてください。

講評&結果発表はnoteで行われます。
なお、遼遠小説大賞の講評&結果発表はひじょーに出るのが遅いです。多分月単位で待つことになると思います。それでもいいよという方はぜひご参加ください。

なお、第一回の講評は下記の通りでした。ご参考までに。


資料費に使います。