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パレスチナ自治政府の当局者がホロコーストを正当化する

中東メディア研究所(MEMRI)が提供した翻訳によると、ユダヤ人は「ドイツの支配を計画していた」ため、ナチスの指導者アドルフ・ヒトラーがホロコーストでヨーロッパのユダヤ人の絶滅を命じたのには「明白な理由」があったと、パレスチナ自治政府の当局者が先月、述べていたそうです。

マフムド・アッバスを党首とするファタハ党のパレスチナ自治政府の当局者であるヤセル・アブ・シドは2月23日、エジプトのテレビに対し、「数人の欧州人、米国人、アラブ人の当局者は、ラファでのパレスチナ人に対するイスラエルの攻撃はホロコーストに劣らない犯罪になるだろうと言いました」と語りました。

「私はヒトラーのファンではないが、ヒトラーがホロコーストを実行した時、彼には明白な理由がありました」とアブ・シドは続けて語りました。

「彼ら(ユダヤ人)は経済と道徳的価値観の面でドイツを崩壊させ始めました。ヒトラーはユダヤ人を路上に出させ、歩道をなめさせることで反撃しました。彼らはこのことをよく知っています」とアブ・シドは続けました。

さらに、ユダヤ人は「トーラーを自分たちにとってより心地よいものにするために、トーラーの中の多くの節を歪曲しました」とアブ・シドは続けました。

「私は事例を挙げたくありません。私を反ユダヤ主義者(antisemite)と考える人がいるかもしれないからです。とはいえ、セム人(Semites)であるのは私たちアラブ人であり、彼らではありません」とパレスチナ当局者は付け加えました。

2022年8月、ベルリン警察は、マフムド・アッバスがドイツの法律に違反したかどうかについての予備捜査を開始しました。アッバスは、イスラエルがパレスチナ人に対して「50回のホロコースト」を犯したという虚偽の主張をしていました。

アッバスの主張は、ドイツのオラフ・ショルツ首相との記者会見で行われたもので、1972年の夏季オリンピック中にパレスチナ人テロリストによってイスラエル人のコーチと選手11人が虐殺されたことについて謝罪するかどうかという質問に答えたものでした。

「過去にさかのぼってみたいなら、さかのぼってみましょう。私にはイスラエルが犯した虐殺が50件あります。(中略)ホロコーストも50件あります」とアッバスは語りました。

この発言はドイツの法の下では憎悪の扇動を構成したという結論を、ベルリン検事総長は昨年末に下しました。但し、この検事総長は、アッバスが刑事告訴に対して免責される可能性が高いと付け加えました。

資料:https://www.jns.org/palestinian-official-hitler-had-obvious-reasons-for-holocaust/

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