クエーカー教徒はパレスチナの物語を正義であるとみなしている

アメリカ・フレンズ奉仕委員会（AFSC）は数十年にわたりイスラエル・ボイコット運動の先頭に立ってきました。10月7日のハマスによる恐ろしい虐殺があった後も、彼らの立場は変わっていません。エルサレム・ポストが伝えています。

最近のインタビューで、AFSCの現責任者ジョイス・アジュロウニー氏は、最近のこの地域の訪問について長々と非難の言葉を浴びせながら、10月7日以降の様子を語りました。同委員会の委員長に就任する前、彼女はアラブ民族主義とシオニズム反対の温床であるラマラ・フレンズ・スクールの校長を13年間務めていました。ラマラのこの学校はまた、特にペンシルバニア州の米国クエーカー教徒の学校へ生徒を進学させる教育機関としても機能しています。

アジュロウニー氏の記事が「ホロコーストの逆転」（シオニズムをナチズムになぞらえる新しい反ユダヤ主義）、イスラエルによるアパルトヘイトと大量虐殺を非難するスローガン、そして「ユダヤ人平和の声」（JVP）や「イフノットナウ」（INN）の「善良なユダヤ人」たちとの彼女の活動を強調する内容で満ちていたのは驚くことではありませんでした。

とりわけ、彼女の物語は、10月7日の出来事を軽視しながらも、他人の不幸を喜ぶような感覚で、ハマスの野蛮な攻撃とイスラエルの対応に関するすべての事実を歪めながら、テロ集団の行動はナクバ（1948年の大惨事）と「占領」によって正当化されるとして合理化しようとしました。

1940 年代半ばのクエーカー教徒のユダヤ人に対する態度は、表面上は支持的でしたが、実際は抽象的で反ユダヤ主義に近いものでした。この組織は1948年以降、ガザ地区のアラブ難民への援助提供において主導的な役割を果たしました。

今日、AFSCはBDS運動を容認することでさらに前進し、シオニストの事業の終結を求める「ユダヤ人平和の声」のような極左ユダヤ人だけと関わりを持つようになりました。

資料：American Quaker groups continue to be anti-Zionist - The Jerusalem Post

画像：Joyce Ajlouny ,from Instagram