イスラエルがブラジル大統領にペルソナ・ノン・グラータを宣告
イスラエル政府は月曜日、ブラジルの極左のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領がハマスに対するイスラエルの自衛作戦をホロコーストになぞらえた発言に対する応答として、ペルソナ・ノン・グラータを宣告しました。
この指定により、国際法に従って、ルラ大統領のイスラエルへの入国が禁止されます。
先週からアフリカ公式歴訪中のルラ大統領は、エジプトとエチオピアを訪問中に繰り返しイスラエルを非難しました。ルラ大統領は特に、推定1,200人が死亡した10月7日のイスラエル民間人襲撃事件の責任を負うジハードテロ組織ハマスからイスラエルを守ろうとしていることを非難しました。
アディスアベバでの第37回アフリカ連合サミット参加後の記者会見で、ルラ大統領はイスラエルの行動をナチス・ドイツやアドルフ・ヒトラーの行動になぞらえました。
「ガザ地区でパレスチナ人に起こっていることは、他の歴史的瞬間に類例のないものです。実際、それが存在したのは、ヒトラーがユダヤ人の殺害を決定したときでした」とルラ大統領は語りました。
ブラジル大統領の告発に対し、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ルラ大統領の発言は「越えてはならない一線を越えた」と語り、即座に非難しました。ネタニヤフ首相は、ルラ大統領の発言は「ホロコーストの矮小化」を構成すると同時に、「ユダヤ人を傷つけようとしながら、イスラエルの自衛権を傷つけようとする試み」を構成すると表明しました。
https://www.breitbart.com/latin-america/2024/02/19/israel-declares-brazil-president-lula-persona-non-grata-after-comparing-anti-hamas-operations-to-holocaust/