イスラエル国防軍がラファでエジプトとガザの間の密輸ルートを発見する

エルサレム・ポスト紙によると、イスラエル国防軍（IDF）はラファでの作戦により、エジプトとガザの間に秘密の通路が存在することを発見しました。ハマスはこの通路を使って、国際的な監視なしにあらゆる物を輸入していた可能性があります。ブライトバートのジョエル・ポラークが伝えています。

元諜報員のアミット・ヤゴール中佐（退役）は次のように述べています：

〈[エジプト]は、自国の領土からガザ地区の領土へのトンネルによる密輸産業の全体を可能にしており、実際に「酸素パイプ」の組織や、違法な武器、弾薬、禁止物質の主要な供給源を構成しています。この組織や供給源は「ディープ・ガザ」の確立を可能にしました。

注目すべき点は、エジプトとガザの間に架け橋となる道路が存在したことです。サラーフ・アッディーン検問所は、イスラエルや国際社会の監視なしにエジプトからガザ地区への物資の移動に使用されていました。それが広く知られることはなく、有名なラファ検問所に加えて運用されていました。

どうやら、トンネル／商品／検問所の経済とエジプト領土で発展した産業は、エジプトがシナイ半島で維持することを求められた平穏にかなり貢献しており、そのため、エジプトは他の多くのケースでその方法を知っていたため、それを廃止しないことはエジプトの国益に適っていたようです。〉

エジプトは、バイデン政権と同様に、ラファにおけるイスラエルの作戦に反対していました。エジプトがハマスの武器密輸と輸入における自国の役割を隠蔽したかったのは今や明らかです。バイデン政権は、エジプトが米国の同盟国であるというイメージを維持したかったのかもしれません。

イスラエルは5月初旬にラファを攻撃して以来、エジプトとガザの国境沿いの道路であるフィラデルフィア・コリドールのほぼ全域を掌握しています。その過程でイスラエルは、テロリストを殺害し、トンネルやロケット発射装置を破壊しました。

資料：https://www.breitbart.com/middle-east/2024/06/01/idf-exposes-secret-egypt-gaza-bridge-in-rafah-operation/

画像／フィラデルフィア・コリドール：https://www.jpost.com/opinion/article-804558