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UNRWA (国連パレスチナ難民救済事業機関) について知っておくべき5つの事実

東京の国際連合広報センターは、パレスチナ難民についての真実を国民に知らせる必要があります。国連の中に難民のための機関がふたつあることの矛盾について、国連広報センターは国民に説明しなければなりません。

UNRWA (国連パレスチナ難民救済事業機関) はイスラエルに敵対するプロパガンダの道具として機能する腐敗した組織です。しかし多くの人々はそれが本当に腐敗していることを理解していません。UNRWAについて、それからいわゆるパレスチナ「難民」について、知っておくべき5つの事実があります。

#1.国連によって運営されている難民のための機関はふたつあります。ひとつはUNHCR (国連難民高等弁務官事務所) です。これは国連の主要な難民機関です。この機関は世界中の何百万人の難民を支援しています。もうひとつはUNRWAです。これは国連によって創設された特別な機関です。この機関はただひとつの特殊な住民、すなわちパレスチナ人のみを扱っています。

#2.UNHCRは難民を再び定住させることや元の状態に戻すことを目的としていて、創設以来、何千万人もの難民を再び定住させてきました。その一方でUNRWAはたったひとりの難民を再び定住させることさえしていません。そのようなわけで、UNRWAの目的は、難民を再び定住させることではなく、むしろパレスチナ人の難民の地位を永続化させることであり、そうすることで、イスラエルの国を消し去るための政治的な道具として「帰還の権利」を利用しています。「難民問題はイスラエルの国の終わりを意味する勝利のカードである」と、ファタハ党の創立者のひとりであり、ヤセル・アラファトの側近であったサヘル・ハバーシュは語りました。

#3.世界の他の難民とは違って、パレスチナ難民の地位は世襲であり、子へ、孫へ、そしてひ孫へと受け継がれます。しかもパレスチナ難民は、難民の地位を失うことを目的とした行動を取ることができません。普通の難民は、別の国で公民権を得て、富を獲得し、経済的に元の状態に戻った場合には、難民の地位を失います。あるいは、戦争犯罪やテロ行為に関与した場合には、普通の難民は難民の地位を失います。しかし、パレスチナ難民は文字通り、やりたいことは何でも実行することができます。しかも今後もずっと難民であり続けます。

#4.本来の難民は、自分が永続的な住居を持っていたところの、生まれた国から、あるいはある場所から、追い出されたことを証明しなければなりません。ところが、パレスチナ難民の定義は、1946年から1948年までの間にイスラエルの地に住んでいた人のことです。このことが意味するのは、もし仮にイラクからの経済的な移民が、仕事を見つけるために、シオニストの企画によって生み出された繁栄する経済の中にあるイスラエルに、1948年に来たとしたら、彼も彼の子も孫もひ孫も、今日までずっとパレスチナ難民であると考えられています。

#5.平均すると、UNRWAは、パレスチナ難民ひとり当たりにつき、UNHCRが他の世界の難民のために消費する金額の、2倍以上の金額を消費しています。さらに不合理なことに、UNRWAは500万人のパレスチナ「難民」を支援するために3万人以上の人を誇らしげに雇用しています。その一方でUNHCRは、世界中の6,500万の難民や追い出された人々を支援するために、たった11,000人のワーカーを雇用しているだけです。

最後に、重要なのは、パレスチナ人の状況が特別ではないということです。イスラエルが独立を宣言した後で、80万人の中東のユダヤ人が強制的に故郷から追い出されました。第2次世界大戦では、世界中の何百万の人々が追い出されました。パキスタンとインドの建国の際にも、何百万の人々が強制的に追い出されました。バルカン諸国における戦争やトルコによるキプロス島の占領でも、何百万の難民が発生しました。ご存じですか。これらの難民のひとりひとりは皆、受け入れ国の中に吸収され統合されました。いまだに残っている難民キャンプはひとつもありません。世界のすべての人々から外れて、ただパレスチナ人だけが難民の地位を維持し続けています。なぜなら、難民の地位がイスラエルに対する戦争においてパレスチナ人を助けているからです。したがって、もし本当に紛争を終わらせることに関心があるならば、私たちはUNRWAを閉鎖することから始めなければなりません。しかもそれは早いほど良いのです。

資料:https://youtu.be/VXuA5ske1y4

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