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「週刊大衆」が統一教会にお詫びしていた

「週刊大衆」の編集部は、同誌1976年6月7日号に「統一教会に対するお詫び」というタイトルの謝罪文を掲載しました。同誌編集部による追跡取材の結果、統一教会の「血分け儀式」を裏づける証拠は発見されませんでした。

前置き部分を割愛した謝罪文は以下の通りです。

〈本誌編集部としては、こと宗教団体と信徒の名誉にかかわることであり、社会の公器としての本誌の立場を十分に考慮したうえで、ただちに裏づけのための追跡取材を行いました。

特に、統一教会に“血分け儀式”が存在したのかどうかに焦点をあてて、「原理運動の研究」で知られる茶本繁正氏、「原理運動被害者父母の会」の木熊鉄雄氏、本間てる子氏、「原理被害者更生会」会長の後藤富五郎氏、仙台中央警察署、仙台市役所周辺などを徹底的に取材いたしました。

しかし、本誌が掲載した“血分け儀式”を裏づける物証、人証はどこにも存在しませんでした。追跡取材の結果、統一教会には教義上はもちろん、実際にも“血分け儀式”は全く存在しないことが判明しました。また、本誌記事中で、ジャーナリストB氏が「文鮮明師が重婚で二回逮捕され・・・」とありましたが、そのような事実も裏付けることはできませんでした。文師は兵役法違反の嫌疑で一時拘束されたが、無罪になっていることも判明しました。

以上のような事実から、本誌掲載記事が宗教団体・世界基督教統一神霊協会と信徒の皆様に与えた精神的苦痛は計り難いものであったと推察し、ここに深く謝罪の意を表明するとともに訂正しお詫び申し上げます。

編集部〉

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