今読んでる本
岩波文庫の中国史という本を寝る前にちょこちょこ読んでいる。
これは最近はまっている習慣形成アプリ、Fabulousの中にある、夜寝る前にする一連の習慣『ナイト・ルーティーン』のひとつ、『寝る前に本を読む』を実行するためである。
あまり刺激的な本を読むと眠れなくなりそうなので、眠りを誘いそうな地味な本がこのナイトルーティーンで使うにふさわしい。そして地味な本、と言えば私の中で筆頭に上がるのが岩波文庫である。
岩波文庫はまず見た目が地味である。中身もイラストなどが使われていないので地味だ。まさに寝る前に読むのにぴったりな文庫といえよう。
そんなわけで、今年の正月に函館の蔦屋書店の岩波文庫の棚でなんとなく手に取った本書であるが、読んでみるとこれがなかなか面白い。
最近なんでか歴史勉強熱が高まって、いろいろ歴史の本を読んでいるのだが、その中でも相当読みやすく理解しやすい本である。
なぜ読みやすいのかというと、歴史とは何か、歴史を研究するとはどういうことか、という根本的な部分に対する考察がまずしっかりとあって、そこから少しずつ各論に入っていくというスタイルで書かれているからだろうか。
本書により歴史の意味、各時代の意味を少しずつ自分の中で掴んでいけそうな感があるので、引き続き寝る前に読んでいきたいと思います。