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vol.7 SCは黙って「Instagram」

「男は黙ってサッポロビール」のパロディーです(古いですかね、、、汗)。でも、それだけSCにとってInstagramが今まで以上に重要なプラットフォームになるという熱き想いがあります。

私は、担当しているSCのメディア戦略の柱にInstagramをオススメしています。なぜなら、SCに期待されることの1つは感度。しかも、ファッションにせよ、フードにせよ、写真でのコミュニケーションがとても有効的だからです。ブランディングツールとしても、販促ツールとしてもイチオシしています。

インスタは多様な情報発信とコスパの高さが魅力的

フィード投稿だけではなく、ストーリーズで動きのある表現を簡易的に発信できたり、インスタライブでイベントの模様なども動画で伝えることができます。

そして、何といってもフォロワーが増えれば増えるほど、費用対効果がアップ。10〜20年前は広く告知するための最大のツールは折込広告でしたが、部数が増えれば増えるほど、金額が上がってしまいました。ところが、インスタは、フォロワーが増えても販促費がかさむわけではないので、媒体を育てれば育てる(フォロワーが増える)ほど、自社にメリットをもたらしてくれるのです。

今後は「CHECK OUT」機能で、インスタ内で販売可能に

さらには、日本でも「CHECK OUT」機能が実装されれば、自社のアカウント内で商品を販売することも可能になります。ほどんどのSCがECサイトを持てていない状況ですが、これからはECサイト要らずに。コロナで集客が鈍る中、新しい販路として期待されています。

インスタライブで商品やサービスの良さをリポートし、フィード投稿の商品を買っていただく。そうなれば、まさにTVショッピングです。5年後、10年後、アンミカさんばりのセールストークで、自社の社員(またはプロリポーター)があなたの店舗の商品やサービスを通販しているかもしれません。

コロナ支援を促進するため「クラウドファンディング」導入

最新のニュースとしては、クラウドファンディングの導入でしょう。新型コロナウイルスのパンデミックを受け、新たに「パーソナル・ファンドレイザー(Personal Fundraiser)」と呼ばれるツールを導入。コロナ関連の支援の動きを後押ししようとしているそうです。

〈Forbes JAPAN/2020年7月22日〉

7月21日から米国と英国、アイルランドにおいてこのツールを利用可能にするそうで、まだ日本では利用できないのですが、次々と進化するInstagramから目が話せません。

「Instagramなんて、一時の流行りだろ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、かつての折込広告のようにマストになっていくものだと思います。別に私はインスタ信者ではありませんが、SCの予算規模と販促チームの体制を考えると、今は一番有効的なツールだと思っています。

すぐには予算が組めない場合もあるかと思いますが、予算がないなら無いなりの戦い方はあります。まずは、インスタの可能性に注目するところから始めてみてはいかがでしょうか?



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