親しき仲にこそ、なんとやら
30も手前になると友人関係って、落ち着くものがいいなあなんて思ってきたりします。
学生時代(中・高)から知っている友達は特に、一緒に過ごしてきた時間があるから、言わなくてもわかるコンテクストを共有している関係。
今現在抱えてる悩みだって、結局昔と全然変わってないよね、なんて話してたりするんですよね。
そういう友人たちって、その重ねてきた時間のおかげで、お互いに、嫌なこと、好きなこと、だいたい分かってる。
だから話してて楽だし、「あー、そういうの、嫌いだよねあんた」ってなるんですよね。最高です。
でもそういう「楽」な関係って、なんでも言っていい関係とは違うわけで。
親しき仲にも礼儀ありとはよく言ったもので、親しき仲にこそ、こういう「楽」な関係を保つための気遣いが存在しているんだと思います。
学校で毎日のように会っていた昔とは違って、たまにしか会えないから、仕事の愚痴だけじゃなくて楽しい話題も忘れないとか、前に話していた些細なことを覚えているとか。
いつまで経っても相手を思いやり、相手の気持ちを想像するって大事だし、そういう気遣いが「また会いたい」と思わせてくれるんだろうなと思います。
今日は高校時代の友人に会いました。
あの頃のように長い時間おしゃべりしても飽き足りなくて、あの頃と全く変わっていないような感じでした。
毎日会えなくたって、たまにしか連絡してなくたって、人間子どもの頃と性格の根幹は変わっていないようです。
親しき仲にも気遣いを。
忘れずにこれからも仲良くしていけたら良いなと思います。
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