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友達の境界線はどこに

留学時代の友人が日本に遊びに来ました。
彼(J)とその妹(K)は、留学時代、私の撮影を手伝ってくれてとっても頼れる人たちでした。

でもJは、私とクラスが一緒、ではなくて、クラスメイトだったMの親友なのでした。
Mや他のクラスメイトの子たちと比べると、私とJは一緒に過ごした時間もかなり少なくて、会うときはいつもMや他の友人たちと同じだったので、まさか日本に遊びに来る時に「会おう」なんて言ってくれるとは思いませんでした。

2年ぶり。
しかも「妹(K)と遊園地一緒に行こう」だなんて。


昔仲のよかった(と思っていた)友人に「海行きたいな。でも君とは行くような間柄じゃないもんね」と言われたことがあって、その当時は割とショックだったのですが、遊園地とな。

2年ぶりだし、久しぶりに話す英語だし、クラスメイトMもいないし、遊園地に行ける「間柄」なのか定かでないし。
割と不安だったのです。

が、蓋を開けてみると、とてもとても楽しくて。

留学時代、仲間内でいちばん遠いかなと思っていた人と会うのがこんなにも充実したものになるとは、という新しい発見でした。

高校時代のクラスは一緒なのにグループは違った子が、大学で専攻が同じになってさらに仲良くなった、っていう話もよく聞く気がしますが、どこでどう変化するかわからないものですよね。

あなたとわたし、1つの物差しでははかれない関係なのですね。
線ではっきりと分けてしまうのはもったいないのかも。


「海に行きたい」と言っていた友人には、あの時「海、行こうよ」と言えたら良かったなあ。


#毎日note #友情 #エッセイ

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