ぜひ身につけるべき、ほめる技術
先月読んだ本の中に、コーチングにまつわる本がありました。
タイトルは、「ほめる」技術。
作者は鈴木義幸さんという方で、コーチングの会社を経営されています。
この本では、コーチングの技術のうちの一つ、「ほめる」ことを取り上げ、いかにほめることが現代の組織で必要であり、ほめ方も人のタイプによって使い分けるべきだということを書いています。
この本を読んでいて思ったのですが、こういう「ほめる」のって、実は英語圏の方々がめちゃくちゃ上手なんですよね。
初対面で、バス停で一緒になったおばちゃんですら「その靴好きだわ」とかさりげなくほめてくれたり。
(今や職場では、外見や身なりをほめるのは英語圏でもセクハラだそうですが)
頼まれた事をやってあげたら「ありがとう」に「完璧だよ」が加わったりもします。
こういう人たちに囲まれると、やっぱり自己肯定感は上がるし、なによりハッピーな気分になります。
その上自分も、その「ほめ」を返してあげなきゃと思うので、お互いにとって良いサイクルができてくるのです。
もちろんこのコーチングって英語圏からきている文化だと思うので、英語圏の方々が得意なのはワケないわって思われるかもしれないですが、実際にそういう文化に身を置くと、こういう些細な一言の積み重ねが人間関係を良好にしているんだなあ、と感じました。
日本も、もっとこの「ほめ合い」が広がっていけば良いですね。