原稿用紙に慣れる〔第1・2回課題〕
今月からシナリオセンターの通信講座を受講し始めました。
全部で12本の課題を添削してもらいます。
第1・2回で学んだ事↓
もっとお勉強したくなった方はこちらをぜひ↓(公式テキストです)
せっかくなので添削前の文章を公開する事にします。
もしかしたら(これはまだお見せしたくない…!)と思って公開しない課題が出てくるかもしれませんが、今回はとりあえず。
1回めの課題は既存の例文を原稿用紙に形式で書き写すものだったので割愛します。
2つめの課題は原稿用紙(200字詰)2枚分の短いお話を書きます。いよいよ創作の始まりですね。
課題は原稿用紙の書き方に慣れることが目的なので、身の回りのことや、フィクションでも良いとのこと。
先日友人たちと晩ごはんを食べた帰り道のことを少し膨らませてみました。
原稿用紙がたったの2枚な上、基本的に1文ずつ改行していくので、場所を説明して、少しセリフを入れたらお話が展開する間もなくあっという間に終わってしまいました。
ショートすぎるショート、お楽しみください。
↓↓↓
「夜の足音」
人物
中野かな(26)派遣社員
山田まり(28)かなの友人。フリーター
小野ゆみ(27)かなの友人。看護師
林タカコ(28)かなの友人。専業主婦
◯路地裏(夜)
人気のない路地裏。
街灯は薄暗いがコインパーキングの看板の照明が道を明るく照らしている。
車道を広がって歩く女性4人。
中野かな(26)と山田まり(28)が少し前を歩き、小野ゆみ(27)はその後ろで足取りがおぼつかない。
林タカコ(28)はゆみを支えながら歩いている。
道の端では30代くらいの男性3人が何か話しながら通り過ぎていく4人を目で追う。
かな「まり、車ここ?私1本向こうだ」
コインパーキングの前で立ち止まる4人。
まり「うん、そう。タカコさんも駅まで乗ってってくださいね」
ゆみ「まりちゃん私もー」
まり「はいはい」
おしまい
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