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「RBG - 最強の85歳」を観ました

米国の最高裁判所で判事として働く85歳の女性、ルース・ベーダー・ギンズバーグを追ったドキュメンタリーを観ました。

この映画のタイトルであるRBGは彼女の名前のイニシャル。
映画は彼女を通して、米国における現代の男女平等追求の歴史について描いています。


アメリカって、元から「自由」や「平等」がありふれているように感じられているけれど、実際には割と最近まで男女差別が合法とされていたことに驚きました。
賃金や軍における手当、扶養補助に関して、どちらかが不利に、「法律」または規則で定められていたのです。

女性の差別を訴えるデモが行われていた頃、RBGは法律からこの国を変えることを決意し、裁判で戦っていきます。


彼女の経歴や歴史もさることながら、一番面白いな、と思ったのが、編集の仕方でした。
テーマとしてどうしても難しい話になってしまうのですが、それでも飽きないようにリズム良く構成がされ、当時の保存映像や録音、新聞記事、現在のインタビューを交えていました。
文字情報はCGを使っていたり。
ドキュメンタリーってこうやって作るんだなあ。

RBGは今若い世代にとても人気があって、このドキュメンタリーもたぶん若い世代が作っているんだろうな、と思います。
このドキュメンタリーの元となった本を作ったのも、私と変わらないくらいの女性たちでした。


RBGは未だに現役の最高裁判所判事だそう。
パーソナルトレーナーをつけて週3日筋トレをしているそうなので、まだまだパワフルでお仕事されていくんだと思います。
スーパーおばあちゃんでした。

#毎日note #映画レビュー #RBG #ドキュメンタリー

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