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スタートアップがPalantirから学べる事

突然ですが、Palantirについて書きたいと思います。Palantirと言う会社は、ピーターティールによって創業された会社ですが、基本的には、政府向けビジネスで5割から7割程度の売上を占めると言う、特異な会社です。

既にIPOを果たした、利益率が高いビジネスモデル

彼らのようなビジネスモデルは非常に特殊なように見えますが、極めてロジカルだなと思っているところがあります。

それは政府向けと言う極めて特化されたマーケットで、高単価、一点もののサービスをすることで、競争を排除し利益率を高く保っていると言う傾向があります。

そのようなビジネスモデルを志向していきたいものですね。

最初かつしばらく唯一の顧客はCIAのみ

これはとてつもない話ですよね。なんと顧客がCIAしかいないという(2005年から2008年)。

そもそもどうしたら、CIAを顧客にできるのかと言うのが分からないわけですが、この会社がいかに特殊かと言うことを示す事例だと思います。

粗利率が70%近い

この3月末までの推移ですね。70%近い粗利率を誇ります



高単価一点もので参入障壁を形成

顧客数が少なく。顧客1社当たり売上高がすごく、高い。

顧客平均単価は、IPO時$5.6MM、上位20社の平均値で$24.8MM


バリュエーション

依然としてEBITADAが赤字だとすると、FY1PSRで10倍程度か

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