82.日本の怪物 『上野由岐子』投手 異次元の防御率0.64
こんばんは!
宮崎です♪
82日目の投稿です♪
昨日のnoteにて、東京オリンピックが開幕したことを書いてまいりました!!
福島での競技の開幕は、東日本大震災からの「復興五輪」を象徴する目的で決められていたそうで、昨日のnoteではソフトボールの日本代表が1回戦を8-1で快勝したということを書いてまいりました!!
今大会もエースとして出場されている『 上野由岐子 』投手ですが、ソフトボールの初戦での快勝後に、Twitterのトレンド入りをされていたそうです!!
本日のタイトルにも書いておりますが、上野由岐子投手の21年間の通算防御率が異次元の『 0.64 』ということがつぶやかれており、見た瞬間に驚きすぎて吹き出しそうになりました!!
さて、防御率という数字はどうやって計算されるのかというと、下記の計算で算出されるのですが、この数字が持つ意味としては、投手が1試合を投げ切った時に取られる点数の平均値という意味になります!!
(防御率の計算式)
防御率 = 自責点 × 7 ÷ 投球回数
※野球の場合は9イニングですが、ソフトボールは7イニング制
さて、ここで上野投手の『 防御率 0.64 』という数字ですが、上野投手は21年間の現役生活を通して、1試合平均 0.64点しか相手に失点を許していないということになります!!
ちなみに上野投手のこれまでの現役通算成績ですが、
現役通算 324試合
投球回数 1939回1/3
236勝50敗
防御率0.64
なのですが、こちらの数字を先程の計算式に当てはめて逆算すると、
防御率 = 自責点 × 7 ÷ 投球回数
※自責点をXとすると
0.64 = X × 7 ÷ 1939と1/3
X = 0.64 × 1939.3 ÷ 7
= 177.30 ... 点
つまり、上野投手は21年間の現役生活を通して、トータル177失点しかしていないということです!!
ちなみに、単純な比較はできませんが、日本プロ野球界での通算防御率の歴代記録を見てみると、
順位 投手 防御率 実働期間 投球回 自責点
1 藤本 英雄 1.90 (1942-1955) 2628.1 554
2 野口 二郎 1.96 (1939-1952) 3447.1 752
3 稲尾 和久 1.98 (1956-1969) 3599 793
4 若林 忠志 1.99 (1936-1953) 3557.1 786
5 スタルヒン 2.088 (1936-1955) 4175.1 969
歴代最高の選手である藤本投手でも、上野投手の数値の3倍ということになります!!!
Twitter上のコメントも
「4000日以上ぶりの勝利ですよ。女鉄腕です!!」
「上野由岐子の通算防御率見たら0.64で笑ったわ」
「プロ通算防御率0.64の上野さんから1点取れたんだからオーストラリアは強豪よ」
「すごい!超人すぎる」
「レジェンドすぎんだろ」
「世界最強投手である上野由岐子がマウンドに立って投げてるだけで試合を見る価値は十分にある」
「もうすぐ39歳ってマジ?」
「13年越しの勝利と言うのが感動です!」
というものがあったそうで、僕はこの『 防御率 0.64 』に関するツイートを見た結果、驚いて吹き出しそうになったという流れでした!!
ちなみに、上野投手の年度別の通算成績は下記です!!!
年度|所属チーム |試合|勝利 |敗戦 |投球回|奪三振|防御率|勝率
2001|日立 |13 |10 |3 |79.1 |87 |0.79 |0.769
2002|日立 |17 |12 |2 |110.1 |147 |0.51 |0.857
2003|日立&ルネサス |21 |17 |3 |138.1 |156 |0.25 |0.85
2004|日立&ルネサス |21 |15 |4 |132 |157 |0.37 |0.789
2005|日立&ルネサス |20 |16 |3 |139.1 |186 |0.4 |0.842
2006|日立&ルネサス |19 |13 |4 |117.1 |159 |0.36 |0.765
2007|ルネサス |19 |13 |3 |14.2 |141 |0.43 |0.812
2008|ルネサス |22 |18 |2 |141.1 |153 |0.54 |0.900
2009|ルネサステクノロジ |19 |14 |4 |118 |133 |0.77 |0.778
2010|ルネサスエレクトロニクス|17 |12|2 |96.1 |116 |0.51 |0.857
2011|ルネサスエレクトロニクス|13 |11|1 |81 |81 |0.6 |0.917
2012|ルネサスエレクトロニクス|19 |13|3 |110.2 |126 |0.38 |0.812
2013|ルネサスエレクトロニクス|18 |15|2 |99.1 |126 |0.42 |0.882
2014|ルネサスエレクトロニクス|13 |8 |4 |72.1 |81 |1.55 |0.667
2015|ビックカメラ |18 |10 |3 |97 |99 |1.08 |0.769
2016|ビックカメラ |11 |8 |2 |56.1 |60 |1.49 |0.800
2017|ビックカメラ |17 |13 |0 |100 |100 |0.56 |1.000
2018|ビックカメラ |13 |10 |2 |68.1 |85 |0.82 |0.833
2019|ビックカメラ |7 |5 |1 |35.2 |37 |1.37 |0.833
2020|ビックカメラ |7 |3 |2 |34 |37 |2.26 |0.600
通算 |324 |236 |50 |1939.1 |2267 |0.64 |0.825
見れば見る程、すさまじい数字だなと感じました!!!
東京オリンピックも始まって、これから2週間弱はスポーツ界にとっては、日々熱い日が続いて行くかと思います!!!
日本のスポーツ界にも、まだまだ僕が知らないだけで怪物と呼ばれるような次元の選手がいるのだろうと想像したら、1つ楽しみが増えた東京オリンピックになりました!!!
国を代表して戦う選手のごとく、僕自身もやるべきことをやって行けたらと思います!!!
宮崎