会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(83日目)〜リテラシー〜
こんばんは。
tatsu_kuです。
『リテラシー』
最近、僕がよく使う言葉です。
▶︎リテラシーとは
リテラシー=『literacy』=『読み書きの能力』という意味です。
ただ日本では、この読み書きの能力で使われることはほとんどなく、ある特定の分野に関する知識や理解能力のことを言います。
例えば、次のような分類ができます。
今日はその中でも、ネットリテラシーと金融リテラシーについて見ていきたいと思います。
▶︎ネットリテラシー
『ネットリテラシー』は、『ITリテラシー』のひとつで、『情報基礎リテラシー』『コンピュータリテラシー』を合わせた3つで構成されています。
◉ネットリテラシーが低いと⁇
①企業の機密情報・顧客情報の流出
企業の信頼が損なわれたり、多額の賠償金を請求されたりする可能性があります。
② 著作権・肖像権の侵害
ほかのWebサイトから文章や画像を無断で引用することで著作権を侵害したり、許可なく写真をアップして肖像権を侵害する恐れがあります。
③ ウイルス感染にあう可能性
不用意にメールの添付ファイルを開いたり、不審なURLにアクセスしたりすることで、外部からの悪質なハッキングやウイルス感染にあう可能性があります。
◉ネットリテラシー教育
①概念だけではなく、具体例を伝える
過去の事例などを取り上げることで、リスクをより身近に感じさせることが大切です。
②ガイドラインを作る
パソコンやスマートフォンなどを使用する際の公私混同によるリスクを回避するガイドラインや、規定を作ることが大切です。
▶︎金融リテラシー
『金融リテラシー』は、生きていくうえで必要な日々の家計管理・資産形成・金利やローンの知識など、人生を通してお金とうまく付き合うための知識やスキルのことです。
◉日本人の金融リテラシーが低い理由
まず日本は教育課程において、投資や資産運用を学ぶ機会がほとんどないことが要因の一つではあると考えられます。
さらに大きな理由として、日本の歴史が関係しています。
それが、戦後の天井知らずの高度成長期なのです。
1964年の東京オリンピック開催前の建設ラッシュ・鉄道や道路のインフラ投資。
1989年末には日経平均株価が38,915円87銭の過去最高値をつけることになります。
そして、バブル期へ突入…。
当時は、定期預金金利が4〜5%が普通の時代。
100万円預けると金利が4〜5万円付いてたなんて、
今では考えられませんよね(O_O)⁉︎
つまり、預金や財形貯蓄で十分な資産形成ができた時代がずっと続き、それが親から子へと引き継がれてきた結果、今の日本の形があるというわけです。
そりゃ、未だに日本人は現金・預金信者であることが頷けますよね…( ̄▽ ̄)
◉これから僕たちがすべきこと
今の時代では、貯蓄を行うだけでは資産はほとんど増えません。
だからと言って、年金もかなり不安な状況です。
このような背景から、今後は個人が金融リテラシーを高め、適切な投資を行い、自分自身で資産形成を行う必要があるのです。
そして、金融庁は2015年頃から『貯蓄から投資へ』あるいは『資産形成へ』と政策を加速し、個人への資産運用の推奨を始めたというわけです。
つまり、
『これからは現行の年金制度は保証できないから、老後資金はiDeCoを使ってなんとか運用してね。』
『これからは銀行預金だけではなくて、つみたてNISAを使って自分で資産運用してね。その代わり、国として運用益は非課税にするから。』
と暗に促している…(・_・
▶︎まとめ
今日はリテラシーについて見てきました。
たしかに、不透明なものに対して不安を感じて一歩踏み出せないのは当然です。
しかし、同時にそれは現実から目を背けているとも言えるかもしれません。
ネットも金融も『勉強と実践』が欠かせません。
今や、情報はそこらかしこに溢れています。
本を読んだりネットで調べたり…知識の習得はすぐにできます。
ただ、その後の実践が大きく左右します。
いくら知識を詰め込んでも、実践しなければ宝の持ち腐れですよね。
ネットリテラシーを高めるのであれば、パソコンを購入して使ってみる。
金融リテラシーを高めるのであれば、証券口座を開設して少額投資をしてみる。
いつの間にか自然とリテラシーは高まっていますよ。
それでは今日の結果です!!
ビットコイン:−626円
イーサリアム:−37円