見出し画像

会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(111日目)~NFTの教科書~


こんばんは。
tatsu_kuです。

みなさんは今、世界を変えようとしているNFTをご存じですか??

NFT=Non-Fungible Token(ノンファンジブル・トークン)
『デジタルデータを唯一無二のものだと証明するもの』
と定義されています。

▶シリアルナンバーを振ることで唯一無二だと証明できる 

上記のように、『デジタルデータを唯一無二のものだと証明する』と言われても、なんのこっちゃ…( ̄▽ ̄)って思いますよね?

実際のモノで考えてみましょう。

例えば、高級な腕時計を買ったとします。
その腕時計は自分のものであると証明するためにはどうすればいいと思いますか?

…証明できませんよねぇ(・・;)

そこで、『証明書』が必要になってきます。
1点物の商品を買うときは必ず『証明書』が付いてきます。
その証明書には『シリアルナンバー』が書かれています。

つまり、
証明書のシリアルナンバー=自分の腕時計のシリアルナンバー
であれば、自分がこの腕時計の所有者であるという証明になるわけです。

そしてこの証明書は、同じものは存在しません。
1商品につき1つだけです。

『シリアルナンバーを振ることで同じ見た目でも世界に1つだけのものにすることができる』

まず、この点をご理解ください。

▶デジタルデータにシリアルナンバーを振るのがNFTである

それでは、例えを変えましょう。

これがもし、イラストや音楽などのデジタルデータだった場合はどうなるでしょう??

デジタルデータっていくらでもスクショしたり、保存して勝手に使ったりできますよね。
それを証明するとなると…さらに難しい。

そこで、先ほどの高級腕時計のようにデジタルデータにもシリアルナンバーを振れば証明になると思いませんか??


そうなんです‼︎


つまり、
NFTとはイラストや音楽、動画などのデジタルデータにシリアルナンバーを刻むことなのです。

そして、そのシリアルナンバーは絶対に変わることはありません。
なぜなら、1つのデジタルデータにつき1つだけだからです。

ちなみにNFTでは、このシリアルナンバーのことを『トークンID』と呼び、そこには購入日、金額、所有者が刻まれています。

このように、デジタルデータにシリアルナンバーを振って唯一無二のものにするのがNFTなのです!!

▶デジタルでも本物には価値がある

デジタルデータが唯一無二であると証明できるということは、所有することができます。
そのため現在、このNFTは売買されるようになっています。
事実、数億円で売買されているイラストもあるくらいなのです( ゚Д゚)!?

ここでも例を挙げてみましょう。

かの有名な芸術家ゴッホの『ひまわり』という絵は、損保ジャパンが58億円で落札しました。
しかし、この絵の複製画は世の中にたくさん出回っています。

見た目は全く同じ…

では本物との違いは何でしょう??

それは『本物であるという証明』なのです。
その証明に58億円の価値があったと言えるのです。

イラストも同じことが言えます。
イラストも簡単にコピーして複製することができます。

でも本物は1枚しかないのです。
『このデジタルデータが本物であるという証明』
その証明に価値があるのです。

つまり、『本物であるという証明』にお金を払っているわけです。

だから本物と複製したものは、見た目は同じですが全然価値が違うということになります。そしてこの概念が生まれた結果、『デジタルアート』という大きな市場ができたのです。

▶売買されるたびにクリエイターが儲かる

このNFTは、『転売ロイヤリティ』を最大10%まで設定することができます。
どういうことかと言うと、『売買されるたびにそのデジタルデータを作ったクリエイターに最大で10%までお金が入ってくる』という仕組みになっているのです。

これまでは中古市場で誰かが本やCDを売買しても著者や出版社、ミュージシャンには1円も入ってこなかったのですが、NFTであれば売買されるたびに収入を得ることができるようになります。

すごくないですか(O_O)⁉︎

クリエイターにとってNFTは可能性だらけの世界なのです。

▶誰でも儲かるわけではない

ただ、1点ものだからと言って誰でも売れるものではありません。
当然、そこに『価値がある』と感じてもらえなければ売れませんよね。

例えば、
『クリプトパンクス』というNFT界では有名なデジタルアートがあります。
その売買額なんと1点3000万円~4000万円( ゚Д゚)!!!???

上記のドット絵なのですが、見たことありますか??
1万点限定で出品されています。

どうしてこんなに高い価値が付くのかというと、このクリプトパンクスが最初の大きなNFTプロジェクトだったからです。

つまり、歴史的瞬間で1点ものであるという部分に高い価値が付くということなのです。

▶NFTの買い方

現在、NFTを売買できる一番有名なマーケットは『Opensea』です。
ただし『円』は使用できず、『イーサリアム』という仮想通貨で売買します。

イーサリアムには『スマートコントラクト』という情報を入れ込む機能があるために使用されています。

▶まだ手数料が高い

とはいえ、まだ新興市場のため『イーサリアムのガス代』がバカ高いです。

ガス代=イーサリアムの送金手数料

どのくらい高いかというと、1回につき5000円~10000円!!

この手数料が高すぎるので、まだ安いNFTはあまり出回っていないのです。

▶まとめ

ここまで見てきたように、これからはデジタルデータを所有する時代がやってきます。
とはいえ、まだまだ世界はこのNFTに追い付いていないのが現状です。

法整備も追いついていない、いわゆる無法地帯であるため、詐欺やトラブルが頻発しています。

だからNFTに興味を持ったらすぐに買うのではなく、しっかりと勉強して危険性などを熟知した上で始めることをおすすめします。

当たり前ですが、トラブルに遭遇しても誰も取り合ってはくれない世界ですから。

ながら聴きに最適な、オーディブルもおすすめです!!


それでは今日の結果です!!

ビットコイン:261円
イーサリアム:12円



いいなと思ったら応援しよう!