進撃のWEEK DAY4 ピッチ資料作成
1 Airbnbから学ぶピッチ資料作成術
経営者や起業を目指す方なら一度は「ピッチ」という言葉は聞いたことがあると思います。ピッチとは、一般的に一定区間に行う動作の回数や速度を示す。ビジネスシーンでは短時間でわかりやすいプレゼンを行うという意味になります。
Airbnbは下記のピッチ資料から6000万円の資金調達ができたそうです。では、なぜAirbnbのピッチ資料がすごいと言われるのか、下記にまとめてみました。
1 シンプルでわかりやすい
2 サプライズがある
3 将来性を感じる
1.シンプルに分かりやすい
まず初めに感じるのが、シンプルさです。
資料の枚数でいうと、14枚しかありません。
この、14枚の中に、課題や解決策、競合分析などが分かりやすく
載っているという点がこの資料の優れた点なのだと思います。
2.サプライズ感がある
ピッチをする上でかなり重要になるのではないかと思っているのが、
サプライズ感です。
いくら正しいことが書かれていても、
聞いている人が全員知っている内容で、驚きもしない情報ばかりでは、
聴衆は飽きてしまいます。
大切なのは、正しい情報や将来性、ビジョンを伝えつつ、
聴衆が今までに知らなかった内容や驚くような内容を入れることだと思います。
3.将来性を感じる内容
将来性を感じない事業に対し、投資はしてくれないでしょう。
ピッチの内容は見ている人が、
「この事業は伸びる!」と感じられるようなものを意識して作るべきなのだと思います。
特にAirbnbの場合は、ユーザーの声や市場の規模を存分に盛り込んでいるので、すでに使われているという実績と、シェアを伸ばすことができればこのくらいの規模感までいくという将来性を感じる内容になっていると思います。
2.Airbnbのピッチ資料の構成
1.想い
2.課題、問題
3.解決案
4.競合分析
5.マーケットサイズ
6.UX
7.ビジネスモデル
8.戦略
9.競合
10.競合優位性
11.チーム
12.メディア実績
13.ユーザーボイス
14.ファイナンス
Airbnbのピッチ資料の構成はこのようになっています。
これらの内容が14枚にまとめられ、それでいて情報量もしっかりある内容です。
ここに載っている内容は全て大切なのですが、
その中でも個人的に1番大切だと思うのは「想い」です。
いくら事業内容が良くても、それをやる人のやる気がなければその事業は
上手くいかないと思います。
いくら伸びている市場でも、それをやる人のやる気がなければその事業は
上手くいかないと思います。
逆に、事業の内容が最高のものでなくても(もちろん一定の基準はある)、
それをやる人のやる気があれば、改善していくことで伸ばすことも出来ると思います。
今回、進撃のWEEKのDAY1でも行いましたが、
自分の理念や想いに合った事業なのかどうか。
その事業で社会の何を解決したいのか。
最終的にはそこに尽きると思っています。
3.作っていて難しいこと
ここからは個人の感想になるのですが、
Airbnbの例を習って、ピッチ資料を作ろうと思っているのですが、
「ここ難しいな」というポイントがいくつかあります。
1.想いと事業内容のリンク
2.競合分析
3.ファイナンス
です。
ほぼ全部wwという感じでありますが、ピッチ資料の肝になる部分だと思うので、ここは妥協せずに作り上げたいものです。
これらをより良いものにするために、おすすめなのが、
「TTP(徹底的にパクる)」
「周りの人にプレゼンしてみる」
です。
是非参考にしてみてください。
4.最後に
今回は、「ピッチ資料作成術」についてを学んでいきました。
ピッチは3分間で自分の事業をどれだけ魅力的に伝えられるか、というものです。これは日々のビジネスシーンでも使えるものになります。例えば、初対面にお会いした方に端的に自分の事業の魅力を伝えることができたら、その人の印象に刻まれ、仕事につながるかもしれません。
初めてのピッチの体験となりますが、投資家の方達に自分の事業の魅力を伝えられるように頑張ります!