自己紹介:ギター作ってるTatsuyaです。
はじめまして、Tatsuyaと申します。
現在、某楽器メーカーのクラフトマンとして、ギターやベースを作ったりしてます。
今は、長野県の松本市で働いています。
普段のお仕事は、主に木を削ってます。
ちなみに、木を削りすぎて、花粉症が完治しました。
なぜかというと、木を削ったときの削りカスが尋常なくらい舞ってるんです。
そんな環境に、4年もいるもんですから、鼻毛がやばいことになりました。
もう、アマゾンのジャングルよりもえぐいことになってます。
でも、そのおかげであの鼻水地獄とおさらばできたので、今となってはよかったかなと笑
僕がクラフトマンを目指したきっかけは、勉強が嫌いだったからです。
親には口うるさく言われたので、しぶしぶ高校にはいったんですが、「絶対もう勉強なんてしたくない」って思ったんですよね。
で、当時軽音楽部に入っていて、ベースをやっていたんですが、弾くのも好きだけど、「これ自分が好きなように作れたら最高じゃね?」って思ったんですよね。
もともと、手先が器用だったおじいちゃんの強烈なDNAを引き継いでいたこともあり、細かい作業は好きだったんです。
老眼がはじまっていた母親の代わりに、アクセサリーやら、調理器具やらをよく直して、おこづかいを稼いでいました。
なので、この手先の器用さと、自分が好きな楽器。
これを職業にできないかと思って、思いついたのがクラフトマンでした。
それから、高校を卒業した後2年間、ギターの専門学校(作る専門)に入学。
そこまでは順調だったんですが…
当時、コロナがはやり始めたこともあり、仕事先は全く見つからず。
せっかく得たスキルを活かすこともできず、日銭をかせぐために寿司屋のデリバリーのアルバイトをしていました。
あの時は、めっちゃつらかったですね。
職人として磨いてきた腕を、生かすこともできず、ひたすらに寿司桶を運ぶ日々。
雨の日も雪の日も、かじかむ手を抑えながら配達していた時は、本当につらかったです。
しかし、ある時、有名なギターメーカーでアルバイトを募集しているというのをたまたまネットで見つけました。
この時は、藁にも縋る想いで、その募集に応募しました。
そこで、今の社長に面接をしてもらい、2か月の研修期間を経て、無事にクラフトマンになることができました。
それからは、一人の職人として、ギターやベースを作ることに関しては、ほぼすべての工程を担当させてもらえるようになりました。
メーカーについては、現時点ではオフレコとさせていただきますが、普通の楽器やで30~50万円くらいで並んでます。
それくらいの楽器を作らせてもらっているというありがたみを感じているし、それだけの仕事ができていると自負しています。
まぁ、こんな感じでとにかく楽器を作ることが好きなので、同じように楽器が好きという方に向けて、いろいろ情報発信ができたらなと思い、noteをはじめました。
これからはギターやベースに関するギターの知識だったり、初心者の人でもできるメンテナンス方法とか、いろいろ発信していきたいと思っています。
面白そうだなと思ったら、ぜひフォローしていただけると嬉しいです。
Tatsuya