My日記 北陸旅行(3日目)
黒部ダム
歴史
戦後復興時に関西地方で起こった電力不足を解消するといった経緯があり、
昭和31年から「くろよん」の工事を着工、この工事にはトンネルの開通やダム本体の工事などがある。
初めは人とヘリによる資材調達が行われていたが、大型資材の運搬には大町トンネル(現関電トンネル)の開通が不可欠だった。このトンネルの開通に関して、途中の地点で80mの破砕帯を発見し、工事は難航した。(破砕帯は通常の地盤に比べて軟弱で地下水を含む場合も多い)しかし、7か月もの月日をかけて知識を総動員することで克服し、5.4kmに及ぶトンネルが開通した。このトンネルは黒部ダムに長野側から行く際に通ることができる。
関電トンネルには扇沢駅から出ている黒部駅行きのバスに乗ることで通過する。実際に破砕帯があった場所や県境の部分も解説されているので、背景を知ってからみるととても感慨深い。
景色
黒部駅に着くとそこから220段の階段を上ることで展望台に到達する。
展望台から黒部ダムを見ると次のような景色を見ることができる
(黒部ダムの放水は基本的に6月~10月までなので、期間に注意)
黒部ダムカレー
福神漬けの部分が噴水を表し、緑のルーが黒部湖を表している。
ルーの上に載っているチキンは遊覧船を表している。
味はスパイシーでインドカレーで食べられる味に似ている。
話のネタとして良く、黒部ダムに来たときにはおすすめの一品。
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