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これであなたの体調は快調になる温度とは!?これを知るだけで睡眠の質が変わる部屋温度の科学!!②

こんばんは!
最近歯磨き粉にこだわろうと思い始めて見たのですが、自分のお気に入りの歯磨き粉の基準って何だろうとなった時、そもそもその効果判定基準がわからなくなっているたっちゃんです。
(歯磨き粉でこれだ!っていう人の判定基準をぜひ聞いてみたいw)






はい!そんなわけで今日は前回の続きで、夏でも睡眠が良くなり体調が良くなる部屋最適温度の科学ということで今回も科学的にいわれていることを参考文献も交えながら行っていきたいと思います!

そもそもなんですが、今回の記事は前回の続きでもありますのでそんな方には、前回のテーマであった

たった5℃!!部屋温度が変わるだけで生産性が変わる!!リモートワークや勉強に使える部屋温度の科学!①


上記を参照していただき、そもそも人間の快適温度や生産性が上がる温度っていくつなの?について解説しているので、ぜひこちらもチェックして下さい!





●睡眠の質が下がる最適な室内温度とは?



睡眠の質が下がるのは、ブルーライトだったり色々と言われてるのですが、今回は室内の温度がテーマになっているので、そのことについて今回は話して行きます!(今後は睡眠の質を上げる科学なども行って行く予定です!)




今のところ日本で睡眠の質がいい状態で保たれると言われているのは、西川産業の研究機関でもある、日本睡眠科学研究所のガイドラインでは以下のことが言われております。




寝室内気候:※摂氏32〜34℃
湿度:45〜55%
エアコンの設定温度:26〜28℃

※摂氏(℃)の日本語




こんな感じで言われていますね!
ちなみに寝室内温度というのは、着ている服や寝具など全ての保温や保湿特性を加味しての温度のことです。
つまり、室内の温度は大体仕事を行うよりかは高く設定することが大事ですね!睡眠に入ると体温は段々と低下するので、なるべく暖かくして寝ることは重要そうですねw




●最新の研究ではどのように言われているのか?





最新の研究では、ある程度一貫しており、日本の研究では・・・






2012年東北福祉大学が行なった文献レビューでは寝床内気候が32℃〜34℃で相対的湿度が40〜60%が正常な睡眠を得られると示唆されています。




日本の研究では、今のガイドラインの基になっている1つの研究ではないかと思います!
他の海外の研究では・・・






2019年に中国で10名の(男性5人、女性5人)健康な大学生21〜24歳を対象に睡眠の質アンケートを行い、屋外の気温28℃、32℃、36℃、38℃の4つに分けて測定した。結果として32℃で睡眠の質が最高で28℃がそれに続いた。しかし、36℃、38℃での睡眠の質が最も悪かった。高温が睡眠の質に与える主な影響は睡眠時間の低下と浅い睡眠によるものだった。また、高温によって体温が低下し、平均心拍数や呼吸数が増加したことも示唆しています。




この研究では、かなり参加者の数が少なかったので完全にとは言えないものの、最新の研究ではやはり、寝室内温度とある程度相関しているのかなと思いますね!






●睡眠の質を下げる騒音問題(特典)




睡眠の室内温度を話しましたが、もう1つ大きく阻害する問題は騒音問題なんです。最新の横断研究でもこんなことが言われています。






2019年アメリカのペンシルペニア大学がアトランタ国際空港近辺の1800世帯を対象に睡眠の質(ピッツバーグ睡眠品質指数)を用いて横断研究を行った。夜間時空港近辺の騒音は平均35dbであった。結果として、平均的な夜間の航空機による騒音は全体の睡眠の質の低下、睡眠障害と自己報告が有意に関連していたことを示唆した。






これはまだ観察研究段階でもありますので、かなり根拠の高いものではありませんが、やはり騒音の問題は大きく人の睡眠の質すらも変えてしまうんです。健康被害が起こる騒音は大体40dbで換気扇や音が出るエアコンなどの音でも睡眠を阻害されてしまうんです!(現在のエアコンはそんなにうるさくない)なので、ペンシルベニア大学が行なった夜間時の飛行機の音は平均が35dbで40dbに近いため、健康被害に影響が出る音に近いため睡眠の質の低下が起きているとも考えられそうですねw






●結論




今日のまとめとして・・・




・睡眠の質を上げる温度は室温が26〜28℃で寝室内温度が32〜34℃である。




・睡眠の質を落とさない湿度は仕事や勉強の生産性を上げる湿度は40〜60%が適切で35%を切るとウイルスが元気になってしまう。




・騒音は睡眠の質を大きく妨げ、30db以下にし40dbを超えると健康にも被害が及んでしまう。





みたいな感じになりました。
今日は少なめの内容になりましたが、次回は筋トレの科学として、筋力トレーニング中(レジスタンストレーニング)の最適な休憩時間がどれくらいなのか?について話して行きたいとおもいまーす!
また次回もお楽しみにー!ではまたまた!

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