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「友達」の定義を真面目に考察

皆さんも一度は考えたことありますよね。
「友達」ってなに? どっからが「友達」? 何をもって「友達」?
腐るほど議論がなされたこのテーマに、「これだっ!!!」という、個人的にかなり納得の行く結論が出せたので今回紹介します。

※ あくまでも個人的な考e・・・(分かりますよね)
※ 2,600文字くらいあります・・・😢


結論

友達とは・・・

"継続性のある関係のこと"

です!!!!!!!!

解説

どういうことか解説しますね。
「継続性のある関係」というのは、要は「今後も関わる可能性があるかないか?」ということです。
なぜあえてこの表現にしたかというと、分かりやすいのと、なんか専門用語っぽくてカッコいいからです。  
というのは内緒で、実際に会う頻度に関係なく "いつでも会える状態" というのを表すのに一番しっくり来る表現だったからです。 それでは具体的に解説していきます。


連絡や会う頻度は関係ない

友達とはどのくらいの頻度で連絡して、
どのくらいの頻度で会うべきか?

最初、私が友達の定義について熟考してたときは「連絡の頻度が多い人」や「会う頻度が多い人」が友達でしょ!!!それ以外あるの?と思い込んでいました。 しかし、よくよく考えてみると違いました。 なぜなら"連絡の頻度・会う頻度が低くても仲の良い友達はいるから"です。  例を紹介しましょう。

● バイト先の店長の方が連絡取ってるし会ってる
例えば、連絡・会う頻度で言えば、仕事の同僚や上司、バイト先の店長の方が圧倒的に連絡を取ってるし会っているわけです。 シフト次第では、バイトも仕事も、週5で同僚や上司とコンタクトを取ることもあるでしょう。
しかし、そういう人たちは「友達」ではないですよね。 あくまでも仕事の付き合いであって、プライベートでも仲が良いかどうかは関係ない。
そう、つまり、これらの関係は全て「継続性がない」んです。 仕事をしている間は継続性がありますが、それはプライベートとは別の話ですよね。

● 幼馴染の友達は離れてもずっと友達
では幼馴染の友達はどうでしょうか。 地元を出て離れ離れになっても、幼馴染の友達は基本ずーっと「友達」ですよね。
今でも毎日連絡取り合うよ!という人もいれば、全く連絡を取らない人もいるでしょう。 しかし、幼馴染の友達はその連絡の頻度に関係なく「友達」と呼べますよね。  会う頻度も、地元に帰省したときくらいしか会えませんから、バイト先の店長よりも確実に会ってないわけです。 それでも明らかにバイト先の店長よりは仲が良いし、信頼がありますよね。
つまり、幼馴染の友達は「継続性がある」んです。  連絡を入れればいつでも会える可能性がある、すなわち「継続性のある関係」です。


巷に溢れてる「友達の定義」を全て説明できる

ネットで友達の定義を調べてみると…
「心から笑い合える」 「価値観が合う」 「本音で語り合える」 「弱みを共有できる」 「対等で縛りがない」 「困った時に助け合える」など……。
おおむねそんなところでした。 しかし、私が導き出したこの定義1つで、その全てを説明できます。
これらの要素は全て「継続性のある関係」という言葉に集約できますよね。
心から笑い合えるということは…価値観が合うということは…本音で語り合えるということは…弱みを共有できるということは…つまり「継続性がある」んです!

● 継続性があれば他が全部無くてもいい
究極を言えば、仮に価値観が合わなくても、本音で語り合えなくても、弱みを共有できなくても、縛りがあっても、困った時に助けてくれなくても、そこに継続性を保てるだけの秀でた何かがあれば、それは立派な「友達」と呼べるのです。 (まぁほぼ無いとは思いますが…笑)
逆に言えば、それら全てがあったとしても、何かしらのトラブルなどで「継続性がない」状態になれば、その瞬間から友人関係は解消されます。


知り合い・友達・恋人の違いも分かる

知り合い・友達・恋人。
これら3つの境界線ってどこにあるのでしょうか、何が違うんでしょうか。
それは "関係の継続性が高いか低いか" です。

継続性が高ければ高いほど深い関係に

● 知り合い
想像してみてください。 1回会っただけの人を「友達」とは呼びませんよね、そりゃそうです。 ですが、何回か会ってはいるんだけどまだ「友達」とは呼べない……みたいな人もいませんか?
こういう人は「関係の継続性が低い」と言い、これが「知り合い」の状態で、今後もずっと関わり続ける可能性は低いですよね。
逆に言えば、1回しか会ってなくても、そこに関係の継続性が見込めたのであれば、その人はその日から「友達」になるわけです。

● 友達・恋人
「恋人」はどうでしょうか? もちろん「関係の継続性が高い」ですよね。 「友達」もまた、恋人ほどではないけど「関係の継続性が高い」と言えます。
何か関係に亀裂が走り、絶縁する可能性は十分にありますが、それでも知り合いよりは確実に長続きするでしょう。

● 家族
では関係の継続性がMAXになるとどうなるでしょうか?
そう、「家族」になります。  死ぬまで、いや死んでも、その関係性が崩れることはありませんよね。
このように、継続性の高低が、知り合い・友達・恋人を分ける指標になります。

この考え方は気温とよく似ていて、何度からが「暑い!」 何度からが「寒い!」というような明確な指標が無いのと同じように、知り合い・友達・恋人という関係にも、ハッキリしたものは無く、あくまでも「継続性の高低」というグラデーションになっているんです。

30℃が暑いと思う人もいれば、
25℃が暑いと思う人もいる


友達の定義は人それぞれ?

よく「友達に定義なんてない。その人が友達と思えばそれが友達だ」という意見がありますが、これは半分合ってて半分間違っています。  正確には、何をもって「継続性がある」とみなすかが、人それぞれなんです。
週1で会わないと継続性がない、と判断する人もいれば、1年に1回会うだけでも継続性は全然ある、と判断する人もいるでしょう。


まとめ

ということで「友達の定義」とは、連絡の頻度でも会う頻度でもその他でもなく、「継続性のある関係」のことです。
「価値観が合うか」とか「本音で語り合えるか」とか、そういう細かい要素を列挙するのではなく、「継続性があるかないか」で考えれば、おのずとそれらの細かい要素も割り出せるんです。

● 恋愛にも応用できる
この考え方は友達だけではなく、恋人関係にも応用できます。  例えば、月1でしか連絡を取り合わないカップルがいたとしたら、あなたはどう思いますか?
「それは流石に少なすぎる!」そう思いますか?
しかし、連絡頻度が極端に低くても、2人の間に関係を維持できるだけの何かがあれば、恋人関係は長続きするのです。
大切なのは連絡頻度ではなく、"関係を保てるだけのものがいくつあるか"なのです。 それが多ければ多いほど長続きしやすいし、少なければ少ないほどすぐ別れるでしょう。

● 最後の決めゼリフ
よく「深い関係だからこそたくさん会うのでは?」と言う方がいますが、違うんです。
"どれだけ離れても切れない関係こそが「深い関係」"なのです。



きまった……

(これは全て、あくまでも現時点での個人的な考えなのでやっぱ違う!何言ってんだ昔の自分!と、覆ることも全然あります。)

ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。 その思いを家宝にして肌身離さず持っておきたいです!

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