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NeosVRでの合奏体験
#NeosVR 遅延研究会
— litalita (@litalita9764629) September 16, 2020
NeosVRはP2Pなんで遅延が少ない!もしかして合奏できるのでは!?と思ってtatomosさんとやってみました。
SYNCROOM位の品質はすぐに得られます。伴奏はペースを保って演奏する、主旋律はそれを聴きながら気持ちよく演奏できます。観客はほぼ遅延無しで聴けそうです。 pic.twitter.com/x3NrbiytYH
これ、少し補足しようかなと。
まず、この表示の27msecですが、18-50msecくらいを揺れています。
litalitaさんの立てたワールドにアクセスしているので、litalitaさんは0msec、tatmosは27msec。
ただ、NEOSの音に関しては、ギャップ(=時間の流れのずれ)がほとんど見られないのが、かなり音が強い印象。
litalitaさんから聞こえる音に対して、そのまま重ねて演奏ができます。
ただし、litalitaさんには、27msec(の往復)後の音が聞こえていると思われます。
ので、litalitaさんは自分のテンポで、周りの音にあわせずにがんがん演奏します。
まわりで聞いている人がいる場合は、tatmosの演奏が27msecずれて聞こえるでしょう。
ずいぶん前に書いたレイテンシーのところでいうところの「ツタ」くらいのずれで、周りの人には聞こえていると思います。
↑クリックすると音がでます
つまり、だれかメトロノーム的な代表となる人の音に合わせるように弾くだけで、まわりの人には「ツタ」くらいのずれで合奏しているように聞こえる演奏ができます。
さらに、周りの人がその遅延を考慮して、前のめりに演奏する(ちょっと技術が必要ですが)とすれば、周りの人には同時に鳴っているように聞かせることもできます。 気持ち16分音符ぶんくらい早めに鳴らす。くらいならちょっと練習すればできるレベルかと。
NeosVRのサウンド面はすごい良くできているように思えます。たとえワールドが処理落ちをしたとしても音はずっとつながっていてくれています。
なるべく回線の太い環境で、VR空間で合奏できたら楽しいというのを手軽に体験できるかと思います。
追記2020-11-06
最近NeosVRのオーディオ回りが更新されたようなので、また計測とかしてみないとですね・・・