三連符を適当と解釈する人の料理
世の中には指示通りに従わない人がいるようで
4/4拍子で8分音符の三連がでてきたら、適当にする人がいるみたいです。(驚愕)
合奏で合わなくなるのでそういう独自解釈をする人は嫌われるんじゃないかな・・・
16分音符と8分音符の三連があったとして
メトロノームが4分音符で刻んでいるなら
メトロノーム1回を 4等分するか、3等分するかの違い
例えば1拍を12等分したら
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この細かさで定義できる
これが
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みたいに、本人が意識せず 適当に
数を合わせて間に音を入れていたとしたら・・・
もちろん、いろいろな解釈はあってもよいけど、適当で良いという指示ではない。
できる限り正確に弾いてほしいのだなと作曲者の意図を読み取る。
もし適当でよいならそう書いてあるはずなので。
指示が書いてあるのにその通りに技術的にできないとかであれば、
それ以上の指示は無意味なので、そういうものは手を出さないというのもありますが・・・
でも8分音符の3連は 16分音符より解像度が低いので、正確に弾けて良い
どこまで解像度が必要か
音楽をたしなむ人の時間解像度、32分音符くらいか
bpm120として1拍は500msec
16分音符は 125msec
32分音符は 6.25msec
10msec以下は脳内で補間されてしまうかもですが、連続的に流れていたらずれを感じることができる(リズムとしてよりは音のうねり、音色として)
制御できる限界はありそう。
楽器によっては 主に音色的なものとして、フラムとか、ストロークの速度とか、少しばらけさせるとか、より細かい制御がでてくるので、
どこまで再現するか、どこまでこだわるか、どこに身体的な制約によるグルーブのようなものがでてくるか、息継ぎとか、構造上の制約とか それぞれの解釈で、演奏は変わってくるので、
どこまでいっても適当はでてこないか・・・
限られたリソース(練習期間、技術習得期間)であれば、どこかで割り切る必要はある
大匙だけで料理する人
大匙だけで料理する人がいて、
小さじ1と指定されているレシピがあるのに
大匙で適当に材料を入れて、なんかうまくいかないみたいな。
大匙以下の分解能は「適当」という解釈で独自のタイムで演奏されたら・・・ 困りますね・・・
三連符という道具を使いこなせていない。せっかく書いてあるのに読めていない。
その人の料理は毎回、塩加減とかが気分によって微妙に異なるような曖昧なものになっているかも
独奏であったり、ただただ栄養を摂取するだけなら耐えられるかもですが
それ美味しい? まずは基本通りにやってみてはどうでしょう?
音楽はある程度は自由な部分もあるけれど、楽譜の指示通りにまずは正しく弾けているかの自覚があるかどうか、
そこまで深く掘り下げないのであれば、そこまでの音楽性なので、
音楽性の違いでバンドが解散してもおかしくない。
音程がおかしかったり、リズムがおかしかったり、それで愛おしいものとして成立しているのならば何も問題ない。
ただ愛おしくもなく、単純に不安定=自分に酔ってしまった
酔っ払いと合わせないといけないと思うと
合奏している人達に失礼ですね・・・ 改心すべきですね
せっかくメンバーが教えてあげているのに「私は正しい」「これは適当でよい」みたいな人がいたら・・・ ああ、不幸な未来が見えます みえます
めっちゃ面白い独自性をもったものであれば、一緒にやりたいになるかもですが、出鱈目なものだったりだと(気分によって塩加減違う料理だと)ちょっと付き合ってられないかもですね・・・ 最初の数回は良いかもですが、続かなさそう。
楽な解釈だけでなく
答えは一つとは限らないので、
いろいろな解釈、考えを取り入れていく姿勢が大事なのかな。
いろいろなものに触れてみて、そのうえでいろんな解釈を試してみるというのが成長につながるような気がします。
曲の途中であえてリズムチェンジをしているということは、作曲者や編曲者は強く違いを意識してほしいのではないかなぁ それを無視して勝手な解釈でルバートにしてはダメ 縦が合わなくなって合奏が崩れる・・・ (超高度なフリージャズとかなら別かもですが)
演奏指示通りにまずは弾こう そこから
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