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自分の本当の年収

ここで言っている「自分の本当の年収」とは、「自分の適性年収」とは全く別の話です。

適性年収とは、転職サイトなんかでよく目にすることばですよね。持論:転職の成功確率を1%でも上げる方法 その1【知る力】 ここでも書きましたが、これはこれで大事です。要は相場観というやつです。相場観を知れば、知るほど、雇う側と雇われる側のギャップが埋まり、転職が成功する可能性はぐっと高まるはずです。(もちろん、これ以外にもタイミングとか、いろいろ要素はあると思いますが。。。)

相場観を知るには、LinkedinやOpenWorksなんかに登録するところから始めてみるのが良いと思います。これは以前記事に書きましたので、そちらも参考にしてください。


で、今回のタイトルにある、「本当の年収」とは、蓄財の話ですね。
毎年国税庁が給与所得者の調査を行っていますが、去年の調査結果では、2年連続減少していて、平均は433万円、男女別でみると、男性平均が532万円、じょせいが293万円、だったそうです。まぁ、平均することに意味があるのか不明ですが。。。

で、これが多いか少ないか、の議論はさておき、この数字は社会保険料や所得税、住民税が引かれる前の金額だ、ということです。
つまり、自分の給与口座に振り込まれる金額はもっと少ない、ということですね。
さらに、ここから、自分や自分の家族が、生きていくためには、家賃もしくは住宅ローン、食費、光熱費、交際費などを捻出していく必要がある訳です。
で、もって最後に残るのが自分の本当の年収というわけです。

会社に置き替えてみると、ざっくりこんなイメージでしょうか?

俗に言われる年収=売上
家賃や光熱費、食費=経費
社会保険料、所得税・住民税=法人税
最後に残ったお金(自分の本当の年収)=純利益

企業活動であれば、この純利益から新しい工場の建設、システムの導入・刷新など事業投資を行い、将来の自社のビジネスの成長に繋げていく、循環です。

つまり、「本当の年収」≒「貯蓄率」だということが言えそうです。もちろん、これを貯金するか、趣味に投じるか、株式投資するか、自己投資するか、はそれぞれの事情や人生観によるものだと思いますが、いずれにしても自分の現在・未来のための資金である、ということに変わりはありません。

さらに、本当の年収に拘るメリットは、自分の生活費はいったい幾らなのか、見直せる余地はないのか(=家計の見直し)、毎月税金や社会保険料はいくら取られているのか、これは適切な額なのか、最小化できる術はないのか(iDeCoやNiSA、ふるさと納税など)を、必然的に、改めて考えることになるからです。

私も、2019年からとつい最近ですが、マネーフォワードにアカウントをつくり、銀行口座、証券口座、クレジットカードを紐付けて把握することを始めました。

貯蓄率は、2020年実績で45.4%と上々のスタートを切ることが出来ました。コロナ禍で外出が少なかったからですね!でも実際実現できた数字ですし、可視化していなかったら分からなかった訳です。

なので、今後も毎年の貯蓄率=45%を緩い目標にがんばっていきます!

疲れない程度に。。。

では、今回も最後まで目を通して頂きありがとうございました。また次回の投稿でお会いしましょう!


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