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『退職届』のタイミングと良い辞め方

労働者には「退職の自由」がある、辞めたいときは「退職届」を。 雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する(民法第627条第1項)。

ということで、14日前に出せば法律上は問題なさそうですね。
とはいえ、個別に会社の就業規則(今の会社は「退職日の少なくとも30日前」と定められていました)を確認する必要がありますし、仕事の種類によっては、誰かに自身の業務を引き継がないといけないので、まぁ30日~45日前ぐらいに退職届を出して、有給も極力消化して退職日を迎える、というのがいいですね。私は、毎回、このタイミングに1週間ぐらい一人旅に出ます。(今年はコロナ禍で叶わないかもですが。。)

立つ鳥跡を濁さず

はい、世の中は思っているより広そうで狭い世界です。特に同業種(私の場合ですとIT業界)での転職の場合、以前の上司や同僚とビジネスパートナーという関係で仕事をすることになるかもしれませんし、ある日突然、後輩が自分の上司になることだって可能性としては否定できません。

なので、出来る限り、良い辞め方をしたいものです。

良い辞め方とは「またこの人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらうこと

もう辞めるんだし、といって、適当な仕事をしちゃうとか、ちゃんと引き継ぎしないとか。。。なんか、今まで頑張ってきたので、最後の印象が悪いと、それが残ってしまうんですよね。

昔、遭遇したんですよね、ちゃんと引き継ぎしない奴。

名刺渡してきて、「じゃあ、これで引き継ぎ完了ね。」って。その会社はSalesforceで案件管理してたんですが、影も形もない架空の案件や、既にLostしているのに、Salesforce上での生きてる案件になっていたり、と。。。

と、まぁ愚痴はこれぐらいにしておいて、人生において重要な3つ資本「金融資本」「人的資本」そして「社会資本」、この社会資本を高められるか、が鍵になると自分は考えています。

もちろん、転職することで、自身の経験やスキルを伸ばす=「人的資本」、年収アップを実現する=「金融資本」がそれぞれ高められると思いますが、やっぱり大事なのって、人との繋がり=「社会資本」だと思うんですよね。

それは今の上司かもしれないし、前々職の同僚かもしれないし、後輩君かもしれない、それはわかりませんが、誰かにチャンスをもらえたりする可能性が増える。

そうすると、また、新しい仕事にチャレンジできる=人的資本、年収もアップできる=金融資本のレベルアップ!

という、好循環が作れるのでは、と考えています。

もちろん、これはあくまで結果論であり、運の要素も非常に大きいのですが、「その運」が自分に舞い込んでくるか、そしてその時掴む能力がじぶんにあるか、ということなので、単純に運という一言では片づけられない訳です。

今の会社の中だけでこういう好循環を作れる人って割と少ない気が個人的にはしています。人間ってその環境に慣れるし、この仕事はこの人がやってくれるのが当然、とかって知らず知らずのうちに思ってしまいがちです。でも、いざその人が退職してしまうと、そこで初めてその人の有難さを実感したりします。

なので、転職すること、単純に会社や環境を変えること、以上に色々「今」の自分を客観的に測るのにいい機会かな、と思っています。

では、今回も最後まで目を通して頂きありがとうございました。また、次の投稿でお会いしましょう!



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