見出し画像

Fernando Tatis Jrについて

 みなさん。こんにちは。今日衝撃のニュースが入ってきました。サンディエゴ・パドレス所属のFernando Tatis Jrが禁止薬物使用で80試合の出場停止処分を受けたというニュースが入ってきました。
 正直このニュースをいまだに受け入れられてません。私の話になってしまいますが、MLBに興味を持ったきっかけがTatis Jrでした。派手な風貌でありながらも、圧倒的なポテンシャルを持ち、見るものを魅了するプレースタイルは憧れでした。また、若いことから粗いプレーも指摘されることが多くありましたが、それもまた良い味が出ていて私は好きでした。
 しかし、今回に限っては話が違います。禁止薬物をどんな理由であっても使用してはいけないことは分かっているはずです。去年のシーズンオフにバイク事故を起こし、周りを失望させていたにも関わらず、2度目の過ちは言葉になりません。パドレス側も失望のコメントを出しており、今日先発をした、マイク・クレビンジャー投手も厳しいコメントを残しています。チームリーダーのマニー・マチャド選手は、「タティスは今年ずっと居なかったけど自分たちはここまでやってきた。まだ同じ目標を掲げているよ。ワールドシリーズに行って優勝をサンディエゴに持ち帰ろうと」というリーダーらしいコメントを残しています。

  

  •  トレードデッドラインで、パドレスは、ソト、ベル、ドゥルーリー、ベイダーなど大型補強を敢行し、一躍注目の的になっていました。ここに、タティスが入ればドリームチームになるだろうと、大きな期待をしていました。それがこのような結果に、、、ファンの失望と落胆は計り知れないほど大きいです。また、タティスが信頼を取り戻すには相当な時間がかかるでしょう。大型契約をした1年目の今年でこのような醜態をさらしてしまったタティスは、今後、「薬物の前科者」というレッテルを常に貼られてプレーします。すべて自業自得ですが、とにかく残念です。

 ここからは、私の推測ですが大型契約と怪我の焦りから薬物を使用してしまったのではないかと予想しています。バイク事故で、ここまで1試合もプレーしておらず、周りからの期待に応えられていないという気持ちもあったはずです。タティスはメジャーリーガーになっていなかったら、医者になっていたと自分でも言うほど、頭が良く、インタビューを受ける際も通訳を使用していません。多くの言語に対応できる一面もあるのです。バイク事故、薬物と、自覚がないと言ったらそれまでですが、タティス自身の苦悩もあったのではないでしょうか。


 最後に、これからもタティスを応援していくことは変わりありません。同時にパドレスをさらに応援していきます。タティスが更生し、また多くのファンの前で、全力プレーを見せてくれる日を心から待っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?