みんなで学びを創る
東京シューレは「子どもが創る・子どもと創る多様な学びと社会を実現する」というビジョンを掲げている。
学びを創るってどういうことだろう?
子どもが学校に通っていたとき、学校は子どもを預ける場所だと思っていた。学校の先生が教育を与え、子どもが教育を受ける。子どもが東京シューレに通うようになって、学びの場は親も一緒に創るものだと知った。
東京シューレに通う子ども、スタッフ、親、外部の協力者みんなで学びを創る。教育を与える/受けるという関係性ではなく、学びをみんなで創るという関係性。子どもの学びを人任せにしない。本当はその方が自然なのだろう。
学校に行ってるときは、いつ学ぶのか、誰から学ぶのか、どこで学ぶのか、何を学ぶのかすべてが決まっていた。そこに子どもと親が関わる余地はなかった。東京シューレでは、いつ学ぶのか、誰から学ぶのか、どこで学ぶのか、何を学ぶのか子どもも親も一緒に考えながら共に学びを創る。
4月は、今している学びを継続するのか、何か新しい学びがしたいのか、スタッフと子どもが話し合う時期だ。親も仮のスケジュール表を見ながら、子どもが何をしたいのか、今何に興味を持っているのか知り、一緒に考える機会になる。子どもの興味は変化する。子どもの家の様子を見ながら、毎月ある保護者会でも要望を伝えることができる。例えば、我が家の場合は、将棋の回数を増やすために、長男が以前習っていた将棋の先生を紹介したり、マイクロビットを使ったプログラミング講座を開いてもらったりした。
親が子どもの学びを創ることに関わると、子どもとのコミュニケーションが増える。子どもの興味のある学びに、親も一緒に参加してみようというモチベーションが生まれる。みんなで学びを創る。それは子どもが安心して学べる場につながっているのだと思う。
目標金額25万円を目指し、私の誕生日(9/6)に合わせて寄付の呼びかけを行ってます。東京シューレへの奨学金というかたちで、ご支援、シェアのご協力をいただけると嬉しいです!