「リーダーを3人とか4人で分散させているチームの方がうまくいく」
研修とかワークショップに参加した時、たまにリーダーになることがあるけど、性格に難があるのだろうか。
最近はリーダーになることが減ったけど、それは性格が良くなったからだろうか。
答えは、「どっちでもない」だろうな。
初対面の人が集まってリーダーを選ぶ時って、「リーダーっぽい」という印象で決めることが多い。
むしろそれ以外の方法があまりない。
たしかに、たまに支配欲が強くて、初対面なのにみんながそれを感じ取るくらいの人もいる。
そういう場合は、自ずとその人がリーダーになることが多い。
そういう人がリーダーになると、振り回されてヘトヘトになることもあるけど、リーダーになりたがる人がいるから助かることも多い。
良いのか悪いのか、リーダー不適格と見られると、そのうちリーダーの座から降ろされることになる。
先日、チームや組織のトップは、時代によってあり方が変わるという記事を書いたけど、流行りというのがあるんだね。
「共有リーダーシップ」は理にかなっている。
得意分野でリーダーになる。
苦手分野は他の人にリーダーを担ってもらう。
リーダーは1人しかいないという考え方が思い込みなんだね。
何でも理想的にこなしたり振る舞ったりできるリーダーはそうそういない。
それなのに、リーダーという立場に就いたばかりに、みんなからの期待を一手に引き受けることになる。
得意分野だけじゃなくて苦手分野でも成果を求められる。
もしかしたら、「自分の方がリーダーに向いてるのに」と、妬んでいる人もいるかもしれない。
その人も、苦手分野があるからリーダーになっていないかもしれないのに。
得意な人がその分野のリーダーになれば、チームの生産性も上がるし、効率も良くなるし、妬みやひがみは減るかもしれない。
「今回のテーマはあまり収穫ないかも」と期待せずに観たけど、意外と学びがあった。
noteのネタにもなってるし、さすがホンマでっかTV!