「深い闇の中にいるときにこそ、光を見つけることに集中しなければならない」
どんどん闇が深くなっていく。
光がだんだん弱くなっていく。
時々消えかけていることもある。
自分の仕事のセンスのなさに苦しんでいる。
どうにかしないといけないと思って頑張ってるつもりだけど、完全に空回りだ。
能力がないなら、分かるようになるまで時間をかけて補わないといけない。
もともと仕事ができないわけじゃなくて、自分ならじっくり落ち着いて取り組めば理解はできるようになると信じていた。
でも、薄々感じてはいたけど、それは過信だ。
何をどう勉強したらいいか分からず、仕事の内容が全然分からない。
資料を理解しようと読み込むけど、文字を追っているだけで頭に入っていかない。
時間だけが過ぎていく。
自分の仕事ができないだけならまだ傷は浅いけど、今は部下を待つ立場になってしまった。
部下に迷惑をかけていることが心苦しい。
助けてあげないといけないのに、助けてもらってばかりだ。
部下より少しだけ高い視点から物事を捉えて、指摘したり指導したりしないといけない立場なのに、部下の方がよっぽどいろんなことが見えている。
情けなくて、周りの目が怖くなって、さらに萎縮していく。
そうすると、さらに視野が狭くなって周りが見えにくくなっていく。
きっと気にしなくていいことまで気にして、自分で自分を追い込んでいる。
光はどこにあるんだろう。
努力し続けなければ見えてこないものだとは思っているけど、もう心が折れかかっている。
目を背けてもだめだ。
「どうにかなる」かもしれないし、できない自分を受け入れるのもひとつの手だけど、心が傷ついてしまう。
光を。
きっとどこかで生まれようとしている光を、探さなければいけない。
まだどの方向に進めばいいのかも分からないけど、今は私の苦手な「がむしゃらに」、光を探すことに集中しなければいけない。
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