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「他の人の気持ちを考え、話す量がほぼ均等で、女性がいるチームが『チームIQ』が高い」

(アイドルグループ)純烈はチームIQが高い。
1人1人のIQとはまったく別のもの。
どういうチームでチームIQが高いかというと、
①1人1人が他のメンバーの気持ちを考えている。
②話している量がほぼ均等。
③女性がいる。

   杉浦義典(異常心理評論家)

「ホンマでっかTV」


「チームIQ」という考え方は初めて聞いたけど、チームの力って、個人個人の力を足した合計じゃなくて、それぞれのかけ算も加算される。

それは分かる。

じゃあどういう時にかけ算の数値が大きくなるのかは深く考えたことがなかった。


ひとつ目の「1人1人が他のメンバーの気持ちを考えている」。

チームは、もともとの仲の良し悪しに関係なく、お互いを思いやる気持ちがないとバラバラになってしまう。

強いカリスマ性のあるリーダーに他のメンバーがついていくというタイプのチームにしても、なんとなく気が合うから集まったタイプのチームにしても、上からの命令で召集されたタイプのチームにしても、チームが熟していくにつれて、それぞれがお互いの気持ちを考えてあげられると、長く良い関係が続くんだろう。

「自分さえ楽しければいい」「自分さえ困ってなければいい」という人ばかりだと、結束力は生まれない。

「なんかあの人、ちょっとしんどそうだな」「この人はこの仕事は苦手だけど大丈夫かな」「あの子、元気そうに見えるけど、ペースが落ちてるな。なんか困ってるのかな」と、時々でも気にかけてあげる心持ちは必要不可欠だと思う。


ふたつ目の「話している量がほぼ均等」。

おしゃべりな人もいれば、寡黙な人もいる。

私自身がそうだけど、他のメンバーのキャラクターによって自分の話す量が左右されることもある。

気の合う人が集まった仲良しグループでも、よくしゃべる人がいれば黙って聞いていることが増えるし、あまりしゃべらない人ばかりだと率先して話そうとする。

本当はおしゃべりなのに黙らざるを得ないとか、本当は黙っていたいのにしゃべらざるを得ないというのはそれなりにストレスがかかる。

あと、基本的には聞き役でいたいけど、たまに意見を言いたいことがあったときに話し出せないというのもストレスになる。

話したい時に話して、聞きたい時に聞いて、話したいことを話せる。

メンバーそれぞれがその心地よさを感じていて、結果的に話す量が均等だと、たしかにチームとしてまとまりが強いんだろうな。


そして3つめの「女性がいる」。

これは番組内でもう少し詳しく説明があったら嬉しかったな。

というのも、純烈は男性ばかりなので、そこに女性が入るといいというのは分かる。

逆に、女性ばかりのチームは、そのままがいいのか、それともその場合は男性が入った方がいいのかを知りたかった。

女性ばかりのチームにいた時は、「もう少し男性がいてくれたらいいのに」と思っていたから。

女性の私から見ると、男性だけだとうまく回る気がするけど、女性だけだとこじれたときに手をつけられなくなる気がする。


チームIQの高いチームで働いてみたいな。




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