「意識して高めのトーン(「ソ」の音階)で話し始める」
「明るい印象を持ってもらうためには『ソ』の音階で話し始める」なんて、初めて聞いたけど、おもしろい。
4月から新しい人と接する機会が増えるから、試してみよう。
私はコミュニケーションはめちゃくちゃ苦手というわけではないけど、得意というわけでもない。
プライベートの話をするのが苦手とか、雑談が苦手という「内容」の課題もあるけど、「声」にも課題があると思っている。
ミーティングやプレゼンの場では「よく通る声だね」と褒められることもあるけど、日常会話では、たまに自分の声が相手にうまく届いていないようで、「ん?」と聞き返されることがあって焦る。
「ちゃんと伝えなきゃ」という意識が大前提にある時は、そこにいる人みんなに聞こえる声を出すことを最優先して話せるけど、日常会話だと、その意識が薄れているようだ。
それは当たり前と言えば当たり前のことかもしれないけど、それにしても、ボソボソ話そうとしてるわけではないし、モゴモゴ話そうとしてるわけでもないし、活舌が悪いわけではないと思ってるけど、届かないことがある。
思い返してみると、聞き返される時って、声のトーンが低いことが多い。
プレゼンの時は、「ソ」の音なのかもしれない。
「ソ」は高いかな。でも「ファ」くらいは出てるかもしれない。
電話に出る時も、相手が誰だか分からないから、それくらい出してるかもしれない。
楽しい飲み会の時は「ソ」の音から話し始めているような気もしてきた。
でも、聞き返される時は、「レ」くらいしか出てないんだろうな。
だから、声が相手に届き切らずに、手前で落ちてるのかもしれない。
慣れてる人とでも、「ミ」くらいは出さないと届かないんだろうな。
それに、自分の機嫌が悪い時も、声だけは「ミ」とか「ファ」を出すように心がけて、バレないようにした方がよさそう。
機嫌が悪いと、どうしても声のトーンが落ちる。
それは相手にも周りにもすぐに伝わる。
声のトーンを上げておけば、「あれ?機嫌悪そうだったけど、実は違うのかな」と勘違いさせることができるし、自分で自分を騙せるかもしれない。
絶対音感は持ち合わせてないので、「ソ」の音がどの高さかちゃんとは分からないけど、「高め」を意識してみよう。
あとは「テンションを3倍に」ですか。
テンションが高い自分は恥ずかしいな。
そういう意味でも「3倍に」したらいいのか。
「テンション」じゃなくて「元気よさ」とか「明るさ」に置き換えたら、私でもできるかな。
「暗い人」よりは「明るい人」がいいし、
「感じの悪い人」よりは「感じの良い人」がいいもんね。