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「『かわいいね』と言われた時、素直に自己評価を高く持てていることが大事」
「かわいいね」とか「いいね」とか「好きだ」と言われて、「私って悪くないのかも」と、受け止める力がある人は自己評価が正常。
「そんなはずはない」「そんなこと言うのは何かあるはずだ」と思う人は、過剰に自己評価が低い。
「かわいいね」と言われて、素直に「ありがとうございます」と吸収する力がある人は、自己評価を高く持てていることが大事。
植木理恵(心理学者)
人から褒められた時に、自分がどう感じたかを知ると、自己評価の高いジャンル低いジャンルが分かるなと思った。
この日のテーマは「恋愛ヘタすぎ女子」人生相談で、植木先生がゲストに、「可愛いね」と言われた時にどう思うかを訊いていた。
岡本玲さんは「お世辞だろうな」と思い、村上佳菜子さんは、「その場では浮かれるけど、帰ってから冷静になって、絶対違うだろうなと思う」というらしく、自己評価が低いという結果に。
加藤アナは「ありがとうございます」と素直に言い、自己評価が高いという結果になった。
私自身はどうかなと考えてみると、容姿に対する自己評価は正常だと思う。
「可愛い」と褒められると、「おっ、嬉しい。可愛いって思ってくれる人がいた」と嬉しくなる。誰が見ても容姿端麗という勘違いはしてないつもりで、「好みは人それぞれで、この人は可愛いと思ってくれてるんだな」と受け止める。
ただ、服などのファッションの話の流れで「可愛い」と言われても、オシャレ迷子になってる私としては、「そんなことはないでしょ」と思ってしまうので、そこは自己評価は低い。
でも、同じく見た目のことでも、「髪、艶々だね。何かしてるの?」と言われると、素直に喜ぶので、自己評価が高い。どの美容師さんにも言われるし、年齢にしては艶があるなと自分でも思うので、髪質は好きなところだ。
ただ、仕事に対する自己評価は低い。
「仕事ができる」とか「しっかりしてる」という言葉をかけられることはあるけど、私はそれであまり素直に喜ぶことは少ない。
言葉がふんわりしていて、どこをどう褒めてるのかが気になってしまう。
「仕事ができる」というのは、どういう仕事に対して言っているのか、相手と自分の認識がズレていないかが気になる。
速さのことを言っているのか、
ミスの少なさのことを言っているのか、
細かさのことを言っているのか、
交渉力の高さのことを言っているのか、
段取りが良いと言っているのか。
他にも「仕事ができる」に含めることができるスキルはたくさんある。そのうち、どのスキルのことを指しているのかが分からない。
自分では、仕事も遅いし、凡ミスもするし、見落としもあるし、そもそも分かってないことも多いし、人と交渉するのも苦手だし、手戻りもあって段取り力もいい方ではないと思っている。
そうは言っても、他の人と比べて致命的に仕事ができないとも思いたいし、褒めてもらえるところがあるなら、どこができているのかを知りたいと思ってしまう。
だから、「仕事ができるよね」と言われても、本当は「どのスキルのことを言ってるの?」「褒めるところがなくて適当に言っただけかな」と考えてしまって、素直に喜べない。
ここまで書いてみて、自分が他の人を褒める時も、本当に褒めるところがあるのなら、具体的に言葉にして伝えた方がいいんだなと思った。
自分も経験年数が上がるにつれて褒められ方が雑になっているのを感じているけど、後輩に対して、「こんなところまで気づいてくれたんだ。ありがとう。」「この資料のここの色使い、いいね。」「そんなふうに言って相手を説得したんだ、すごいね。」と、できるだけ具体的に褒めると、相手は自分のできるところがどこなのかはっきり分かって嬉しいはずだ。
後輩のいいところを観察して、具体的に褒められる先輩になりたい。