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「無理にポジティブに考えるのはおかしい」「今いる世界がすべてじゃない」

・無理にポジティブに考えるのはおかしい
・ピンチはピンチでしかない
・今いる世界がすべてじゃない
   ヒロシ(芸人)

心を輝かせる名言集


そうなんです、嫌なことを無理にポジティブに捉えなおそうとしても、やっぱりどこかで限界が来るんです。

ピンチはピンチでしかないんです。
不快なことは不快なんです。
嫌なことは嫌なんです。

どう振舞うかは別として、自分の感情そのものを変えるのは無理だと思う。

感情をなかったことにして、ずっと蓋をするのも無理だと思う。




時々、こちらを不快な気持ちにさせる人がいる。前の会社にもいたし、今の会社にもいる。今、頭に思い浮かんでいるのはどちらも女性。

ストレスを避けるために、できるだけ関わらないようにするけど、二言三言の会話でもイラっとすることを言われたり、他の人と会話しているところに口を挟んでダメ出ししてきたり、言葉は交わさなくても不快になる表情を向けたりしてくる。


一度や二度なら、ここは大人として流すところ。

でも、小さな不快感でも、それが積み重なると大きなストレスになる。


相手に変わるつもりがないのであれば、自分が変わらないといけないと考えて、まず、状況を整理する。

すると、なぜ自分が不快感を感じるのか、なぜ相手が不快感を与えてくるのかを考えても、はっきりとした原因が分からないことが多い。

そこで、相手の事情を配慮してみようと、自分なりの推測も試みる。

「知らないうちに相手のプライドを傷つけたのかな」「何か本人のトラウマに触れてしまったのかな」と、原因を探してみるけど、本人に確認できるわけでもないから、答え合わせができない。

「まさかプライベートで良くないことがあったのかな」というところまで考え、でも「さすがにそれはないだろう」と撤回する。それが現実だったこともあるけど。


結局、真実は分からないし、分かったところで本人が言おうとしなかったり隠そうとしたりしているわけだから、どうしようもない。

ましてやプライベートのことで八つ当たりされているのであれば、手のつけようがない。


そうは言っても、状況を変えるためにもう少し我慢して、その人の良いところに目を向けてみようとする。

誰にだって良いところはあるから、見つからないことはない。「こんな良いところがあるから、私がもっと寛大にならないと」「助けてもらったこともあるし、ちょっとくらい大目に見ないと」と思うように努力する。


でも、理性を働かせてみて、しばらくうまくいったとしても、遅かれ早かれ限界が来る。

他に良いところがあったとしても、嫌な態度をとってきて、周りの感情を無視されると、理不尽さに腹が立つ。

仕事を助けてもらったとしても、理由も分からず八つ当たりされると、戸惑いと怒りがこみあげてくる。


内心、「いい加減にしろよ」と相手に直接言いたくもなるけど、言った後の気まずい雰囲気を処理できず、逆に自分が猛省することになるのが目に見えているので、それは行動には移さない。




ストレスを抱えながら日々を過ごすわけだけど、たまに他の人と話していると、「転勤前の職場でも、みんな手を焼いてたよ」「自分も嫌な思いをさせられたことがあって、あまり好きじゃない」「別の部署の人も、一緒に仕事するのは避けたいって言ってた」という話を聞くことがある。

それを聞いて喜ぶのは、私の性格が悪いのかもしれないけど、それが私の素直な感情。


自分の働いている職場の中だけを考えると、自分を不快にさせる人よりも、自分に問題があるのかと思うこともある。

でも、いろんな人がいて、いろんな考えがある。

視界を外に向けると、私の感情や性格を完全否定しなくてもいいのかなとも思える。


どう思うか、どう感じるかは自分の中の話。

表面をどう取り繕うか、どう見せるかはまた別の話。

でも、自分だけは自分の気持ちを無視せず、知っておいてあげた方がいいんだろうな。



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