★「際立つように生まれついたのに、なぜ周りに合わせようとするの?」
誰にでもあると思うけど、「自分って他の人と違うな」と思うところがある。
そしてそれを隠そうとする。
特に日本だからなのか、みんなと一緒じゃないと白い目で見られることがある。
ほっといて自分の好きなようにしたらいいけど、冷たい視線に耐えるのもエネルギーがいるから、とりあえず周りに溶け込もうとする。
溶け込めたら楽だ。
こだわりがないなら、何も考えずに流されておけばいい。
でも、せっかく自分にしかない面白味なら、際立ってるところをなくすのも嫌。
前に「ホンマでっかTV」で、心理学者の植木先生が言ってたことを思い出す。
うろ覚えだけど、小学生くらいの女の子は、かわいいと、見た目は地味にして、性格はおとなしいことが多いらしい。
服とか髪型をかわいくしてしまうと目立ってしまうし、明るくてよく喋るとやっぱり目立ってしまうから、目立たないようにと無意識に振る舞って、かわいさを地味さでプラマイゼロにしてしまうんだとか。
確かに小学2年生の頃にクラスにいた子は、色気とはまだ違うんだろうけど、なんとも言えない魅力があって、前に出ようとしないのに目を引く子だったな。
同性から見てもかわいかった。
大人になるにつれて、そうやって差し引きゼロにすることはなくなるんだろうか。
美人になれるだけ美人になるんだろうか。
周りの人間関係にもよるんだろうか。
例えば、美人度が上がっても周りの女性陣に疎まれないとか、嫉妬されないとか。
いつもいるコミュニティは美人揃いで気にしなくていいとか。
日本には「出る杭は打たれる」ということわざがあって、「出すぎた杭は打たれない」と励ます言葉なんかも聞くけど、良いものは他の人のせいでなくしたり潰したりしたくないですね。