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「笑い声は太陽。人々の表情から冬を追い払ってくれる。」
笑い声は太陽。
人々の表情から冬を追い払ってくれる。
ヴィクトル・ユーゴー
誰かと会話をしていて、ふわっとした笑い声が起こると、心が温まる。
怒鳴り声よりは笑い声の方がいいのは誰でも同じはずだけど、欲を言えば、自分にとって心地よい笑い声に包まれたい。
うるさいくらいの笑い声は賑やかでいいかもしれないけど、私はちょっと耳を塞ぎたくなる。
誰かの悪口で盛り上がった笑い声も、もちろんいい気分にはならない。
やっぱり「ふわっとした笑い声」が好きだな。
笑い声を周りに聞かせるための笑い声ではなく、つい笑ってしまう時の笑い声。
気の合う人とおしゃべりしていて、話がおもしろかったり、相手の話し方がおかしかったり、反応が可愛かったりして笑ってしまう時もある。
意外なところで共感して一気にテンションが上がって、同じタイミングで我に返って、一緒に笑ってしまうこともある。
自分でも「冴えてるな」という反応ができて相手を笑わせた時は、自分も楽しくなる。
そういう笑い声に包まれた時間は、穏やかな気分になれる。
心置きなく話せる人が笑いながら話を聴いてくれると嬉しいし、嫌なことがあっても前向きに捉えることができる。
逆もそうで、私も仲のいい人たちが落ち込んでいたり不安になっている時は、話を聴いて、笑い飛ばしてあげたいと思うし、笑顔を見せて、それにつられて笑顔にしてあげたいと思う。
そういうことはプライベートの方が多くなるけど、仕事でも場を和ませたり明るくできるような笑い声は多い方がいい。
お手本にしたいなと思っている先輩は、物腰も柔らかくて、品もありながら、冗談のセンスもあり、仕事の知識も豊富で、アドバイスも的確で、頼れる存在。
それだけじゃなくて、後輩に指摘する時も、上司から指摘される時も、笑い方が的確。
うやむやにする感じではなく、お互いに伝えるべきことを伝えながら、雰囲気を壊さない笑いができる。
歳下の先輩ながら、なかなか追いつけない。
あんな風に職場で振る舞えたらいいなぁと思わせてくれる。
少なくとも、自分の身近にいる大事な人たちにとって太陽のような存在になれたら幸せだな。