「初対面の方とコミュニケーションをとる場合に心がけているのは、相手の目を見て話すことと、笑顔で接すること」
もともとルール化していたわけではないけど、私も相手の目をまっすぐ見て話すことは心がけているかな。
特に立ち話で自己紹介とか質問対応する時なんかは、体ごとその人の方に向けて話す。
でも、圧迫感を与えないように時々体の向きを変えたりする。
視線もそう。
最初はしっかり相手の目を見て、頷きながら話を聞く。
でもプレッシャーを与えないように、考えたり笑うついでに視線を外す。
なんとなく立ち話のように短時間で終わったり、逃げ場があると、こういうことを意識的にできるけど、座ってしばらく一緒に過ごさないといけないとなると、ギクシャクすることもある。
姿勢も相手の方を向かず、少し逃げ腰になっているかもしれない。
腕も足も組んで、拒絶の反応を示しているかもしれない。
人見知りなんですよね。
笑顔というのも忘れがち。
話していて、笑う場面があれば積極的に笑うようにはしている。
笑うことができていれば、割と楽しそうに見えているんじゃないかと思う。
でも、これも結果論というかたまたまで、自分から積極的に笑顔を見せる意識は正直低い。
見せないようにしているというわけではなく、「まじめに話を聞かなきゃ」とか「誠実さを見せないと」という意識が強くなってしまって、たぶん真顔になっている。
その意識が強ければ強いほど、きっと体も視線もガッツリ相手に向かっていて、圧迫感を与えていると思う。
悪気はないんだけど。
少し前に、久しぶりに会った人に「そんなまっすぐ見つめられたら嘘つけなくなる」と冗談混じりに言われた。
私としては「まっすぐ見てやろう」と思って見ているわけではないので、「なんかすみません」と冗談っぽく返したけど、知らないうちに目上の人にプレッシャーをかけていたみたい。
最近は、「ものすごく相手の目を見て話すよね。すごいね。」と言われた。
まさか「すごい」と言われるとは思わなかったけど、その人は人の目を見て話すのが苦手らしい。
私は目を見なければ、逆にどこを見ていいか分からなくて、目が泳いで話も動きも挙動不審になるので、やっぱり目を見てしまう。
すごいと言われたのが驚きで、ちょうどホランさんの言葉とも出会ったので、自分の非言語コミュニケーションについて分析してみた。
私の場合は、目を見て話すことはやめなくていいけど、笑顔を積極的に取り入れることができれば、もっと相手に安心感を与えたコミュニケーションが取れるはず。
非言語コミュニケーションって、自分が意識していないことや意図していない印象を与えてしまうんですね。