自主管理組合における会計業務の難易度
マンションの管理組合は各専有部の所有者(区分所有者)で構成され、共用部を管理します。共用部の管理にあたっては、区分所有者から管理費等を徴収し、徴収したお金の中から管理に関わる費用を拠出します。
つまり、お金の管理=会計業務が必要となり、この難易度について後述します。
会計業務が難しい理由
会計知識の不足
具体的に必要となる知識等は次回以降に記載しますが、例えば管理費の未収があった人の集計や収入の前受け、費用の前払い・未払いの管理が会計業務の難しさと言えます。
時間と労力の消費
上記の通り、管理を行うとなると各種請求書等の帳票を取りまとめが大変です。請求書は電気代や水道代だけでなく、修繕をした場合の見積書や請書、請求書も管理が必要ですし、書類の山が出来てしまいます。
理事役員には仕事や日常生活もあり、これらを管理するとなると、割ける時間は限られます。
それにもかかわらず、会計業務は真面目に取り組まないと、将来的に書類の所在を確認出来ない、未収金の金額が確認出来ないといった事態に陥ります。
解決策
専門家の活用
管理会社やマンション管理士へ一部委託するなど、専門家の協力を得ることで、会計業務を効果的に行うことができます。
理事になる前に引き継ぎをしっかり行う
会計担当理事に就任する前に、前期の理事からしっかり引き継ぎを行うことが肝心です。必要であれば、前期の理事に慣れるまでサポートをお願いすることも効果的です。
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そうは言っても、これらの問題解決はなかなか難しいものがあります。
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