2022年スマッシュキャバレー振り返り ミニインタビュー
動画審査を勝ち抜いた出演者がパフォーマンスを行い、観客審査によって優勝者が決まるミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。
年内ラストのステージ終演後、プロデューサーの堂本麻夏さん、レギュラーMCの守内宏輝さんにこの1年を振り返るコメントいただきました。今回はミニインタビューという形で少しラフにお送りします。
■プロデューサー: 堂本麻夏さん
― 今年も1年間、お疲れ様でした。2022年のスマッシュキャバレーを振り返ってみて、いかがですか?
今年も約100名の皆様にご出演いただきました。ご縁あって、素敵なパフォーマーの方々に出会うことができて、それぞれのストーリーを間近で体感できる時間が本当に幸せでした。
また、今年は去年と比べて応募が増えました。選曲テーマがない回は50件きたりとか、増えたことで出演者のレベルが上がったと思いますね。動画を見ていると、「あ、この方、何回も応募してくれているな」という方もいて、それがすごくありがたい。だから、そういう方にも「全部、見ています」と伝えたいです。
それから、配信で見てくれるお客様がすごく増えて、海外からも見てくださって、それもありがたかったです。
そして、今年のグランプリ(※1)は(優勝者の)ベ・ウテさんをはじめ、「すごいアーティストに出会ったな」という回でした。
― 近年では選曲テーマが設定される回もあり、出演者がどんな曲を選んでくるのかも見所のひとつとなっていますね。
テーマがあると応募をしてくれる方の人数が減るんですけど、スマッシュキャバレーとしては、新しい曲を自分で探したり、見つけるっていうこともしてもらいたいということで、やっぱりテーマの設定は今後もずっと挑戦していきたいことではあります。
今年は「スティーブン・ソンドハイム(※2)」や「4拍子以外」など、ピアニストの久田菜美さん発信で音楽家目線でのテーマも多かったから、それは面白いなと思いました。
― 来年に向けて、一言お願いします。
前にミーティングした時に出てきた言葉で、「カルチャーを作りたい」というのがあったんですけど、その通りだなと思って。ミュージカルを始める人たちのカルチャーになったらいいなと思っているので、そこを目指していきたいです。
ー 貴重なお話をどうもありがとうございました!
※註
(1)グランプリ:各月の優勝者が集結するスマッシュキャバレーの頂上決戦であるSMASH CABARETグランプリ。年に約1回のペースで開催されている。
(2)スティーブン・ソンドハイム:「ウエストサイドストーリー」(作詞)、「イントゥ・ザ・ウッズ」(作詞・作曲)をはじめ、数多くの名作の作詞・作曲を手がけたミュージカル界の巨匠。昨年11月逝去。
■レギュラーMC: 守内宏輝さん
― 2022年も司会、お疲れ様でした! 今年のスマッシュキャバレーを振り返って、印象に残っていることはありますか?
今年は・・・いや、今年も!楽しかったのは大前提として。
コロナ禍になってウェブ視聴ができるようになったんですね。それがスマッシュキャバレーにとってとても大きくて、今までは大体、関東の人たちが主でやっていたのが、全国で観られるようになって、いろんな地方から来てくれるようになり、九州、大阪など、東京以外の場所からもどんどん人が集まってくるっていうのがすごく新しかったですね。
― 来年に向けて抱負がありましたらお聞かせください。
えーと・・・すべらないのは不可能なので、噛まない(笑)。基本、すべり芸なので(笑)、皆さんにより笑ってもらえるように。僕はお笑い系の役回りやから、和ませられたらなという感じです。
― まだ見ぬ来年の出演者の皆様とお客様にひとことお願いします。
来年もまだまだスマッシュキャバレーはレベルアップする予定なので、地方にも行きます。皆さん、参加お待ちしています!
ー 素敵なコメントをどうもありがとうございました!
・おわりに
終演後のお忙しい中、インタビューに応じてくださった堂本さん、守内さんに心より感謝いたします。
そして、改めまして、今年インタビューに応じてくださった皆さま、また、記事を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いいたします。
(Tateko)
企画構成:Tateko
写真:中山駿
協力:SMASH CABARET
https://smashcabaret.com/
中目黒TRY
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