2022/11/1~11/10の立川志ら乃
11/1
師匠から呼び出しがかかり赤坂の落語会の楽屋へ
呼び出しというのはちょっと違って、師匠から「志ら乃に頼み事があるから楽屋に来るように伝えてくれないか」という伝言を先日前座のらくまんから聞いたという・・・いや「呼び出し」か
内容はすでに確認済なので、
「だからあの~」
「はい大丈夫です」
以上終了
来年の上半期くらいの話しなのでどうなるかわからないのですが、内容的には「色々間が良い」出来事になりそう
早くこのことについて話がしたい
そして家に帰って稽古サロンの準備をしようとしたら、稽古サロン発表会の会場承諾書が見当たらない!!!
前日じゃなくて良かった
もう一度家を探してみて、なければ会場に問い合わせよう
まず落ち着こう
11/2
あった!!!
そもそも事務的な能力は低目なのに、かなりその能力が衰えてきている・・・
事務的タスクが多いのかもしれない
落ち着くためにリニューアルオープンしたオオゼキ旗の台店にのの一と出かけた
11/3
一般の方に落語の稽古を付ける「稽古サロン」の発表会
以前だと、ついつい「もっとできるだろ~」的な気持ちが出過ぎてしまい、私自身が空回りしてしまうことが多かったが、意識的に自分の状態を受け入れることをし始めてから、生徒さんの落語を落ち着いて感じることができるようになった
そういう目線で見ると、生徒さんが実に着実に色んなものを発見、経験していることがわかる
上間ら目線の物言いは、やったことを「無」にしてしまう可能性がある
この会を力まずやっていく自信が付いた
11/4
東レの若手社員が自社の技術を使った新しいコートをクラウドファンディングで販売しているのを見て2年前くらいに購入した
かなりの売れ行きだったのか、神田にショールームまで作ったという情報を随分前に知って、早く行きたいと思っていた
ひとりでショールームとかちょっと恥ずかしいのでのの一を同行させた
とっかえひっかえコートを脱いだり来たりした
やっぱり身に着けるものは実際に触ってから買いたい
その後歩いて神保町小宮山書店のギャラリーへ
そのギャラリーは定期的にイベントを開催している場所で、たまたまツイッターで「東陽片岡」先生の本が出展されていることを見かけたのがきっかけ
私自身「サブカル」「オタク」を身に着けることができないので、そういう場所はなんとなくふわふわした気持ちになってしまうのだけれど、のの一は展示物を食い入るように見ていた
11/5
Eテレ「100カメ」でメタバースを取り上げていた
「メタバースって仕事と遊びを分けられる人ができるツールだよなぁ、だから私は触っても何も楽しくないだろうな」
と思いながら見ていた
待てよ、メタバース自体を楽しむんじゃなくて、単なる通信手段としてのみの使用方法でもいいんじゃないのか?
ちょっと触ってみる気が出て来た
11/6
土屋礼央さんの落語リモート稽古
「やる度にうまくなろう」などということは考えず、ただただしゃべる回数を増やす
リモート稽古はそれを叶えてくれる本当にありがたいツール
悪くないペースで進んでいる実感
11/7
朝、渋谷の稽古場の使用料払い込み
振り込みで行けるようにならないのかなぁ
夜はナツノカモさんとツイッターのスペースでお話することに
現在の立川志ら乃のトリセツ的な内容だったのかなぁ
たくさんの人に聞いてもらう感覚はほとんどなく、ナツノカモとただただしゃべるということだけに集中した時間でした
でも数日前からけっこうな便秘で、終わりの方は激しい頭痛の波の中しゃべっておりました
2時間ありますので、少しずつ聞いて見て下さい
11/8
渋谷稽古日
真下玲奈のリベンジ「看板のピン」
頭で考えず体が先行してしゃべっている時はとてもいい感じ
しかし一旦「何かをしてやろう」と頭を使い始めると途端に「落語」じゃなくなっていく
「落語はしゃべっている当人が出てくる」とはよく言ったもので、大体のその人の調子などがわかってくる
「引き算の美学」の存在にこの人が気が付くかどうか
いやそんなところじゃないのかも・・・
もう少し時間をかけて考えてみよう
そして帰りに買った「わさビーフ」が思ったよりも辛くてびっくりした
11/9
午前中土屋礼央さんの自宅へ伺い落語の稽古
「明日、今日よりよくなるためのアドバイス」の厳選がむずかしい
昔は気が付いたことは全て言ってあげるのが親切と思っていたけれど、「一度にたくさん言われると結局何一つ残らない」のが現実ということに気付いてからは、「何を言わないか」を必死に考えるようになった
でも、抑えきれず言っちゃう時もあるんだけれど
夜はパルコで開催している「牛腸茂雄写真展」へ
日曜美術館で取り上げられていたので、混んでるかもと思ったけど見やすい来場人数で心地よかった
展示の写真は撮影OKなのだけれど、そこに置いてあったレンズでふざけた写真を撮る私とのの一
こういう展示会って気取った感じでの鑑賞をしがちなので、率先してふざけてみました
振り向いたら誰もいませんでしたが
11/10
ニニンカイ5
土屋礼央さんの落語
前日の自宅稽古のデキと本番のデキがあきらかに違った
「会場に早く着いたので、師匠の音源聞きながら不忍池ぐるぐる回ってました」
しゃべる稽古もそうですが、聞く時間を増やすこともうまくしゃべるためのコツ
今日、土屋礼央さんとの落語会の第二幕が始まった
「しばらくは自分の落語に集中しなくては」と言い聞かせながら帰路
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