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【無料】あと111日:原動力
2月10日
自宅と高座と作業とを繰り返す日々を送っている。代わり映えのない毎日だから、せめて環境を変えようと旅に出たくなるけど、結局あまり集中できずにただ活動リズムが乱れてしまう。そんなことを繰り返している。今回も大阪公演と京都公演が繋げられそうだったから、こうして京都で一日過ごすことにしたけど、むしろ使い慣れた東京の喫茶店などに比べてWi-Fiやコンセントの有無に左右されたり、せっかくだったら食事くらいは京都らしいものを食べようと無駄に探すのに時間をかけてみたり、どう考えても東京でいつもの流れに身を任せた方が効率的だったなぁと思う。決めた、今度から極力自宅に帰れる状況の場合は迷わず帰ることにしよう。家で寝て、起きて、そのまま慣れた環境で作業をするのが一番だ。
27日の小春志・吉笑・寸志で販売するパンフレットの文章をまとめてサトリさんに送った。それぞれ阿吽の呼吸、どういうトーンで書けば良いのか指定せずともバッチリの原稿が届いて震えた。自分ルールとして、自分の原稿を書く前にそれらを読まないようにしている。もちろん僕もがっつり重さのある文章を書いた。どう考えても、姉さんや寸志さんや僕がしっかり落語界で立場を築いていかないと今後の立川流はダメになると思っている。そんな問題意識も共有できているはずだ。もちろん他人のことを考えている余裕なんかないから、とにかく自分が頑張るのみだけど、同じくらいの熱量で頑張ってるだろうなぁ、と思える仲間が隣にいると信じられるのは大きな原動力になる。