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【無料】あと140日:ソーゾーシー
1月12日
2017年にソーゾーシーが始まった。1年目に一気にあの手のこの手の会を開催して、それがいい感じのスタートに繋がったと思う。そしてそもそも鯉八兄さん、昇々兄さん、太福兄さんと個性バラバラの、でもみんなとても煌めく才能や魅力をお持ちの方々だからこの3人のユニットとしても強力だと思うし、そこに自分でいうのも何だけど僕の持つ武器も加わることで相乗効果、本当に一人だったら見られなかった景色をたくさん見せてもらったし、これからもっとずっと先まで進めちゃうのだと思う。
入場料以外の方法で資金を確保することでこの規模でツアーを回るという仕組みを実装でいたのが現時点で一番の発明だと思う。そこから自分のツアーにも繋がったし、仮に思いついても一人のマンパワーでは実現できないことをソーゾーシーを通して形にしていけるのは僕にとってとてもありがたいことだ。
もっと色々とやれることはあるけど、案外シンプルにネタ下ろしの公演しかしていないソーゾーシー。もちろん出し物に色々と工夫を施すことは可能だ。みんなでネタを作るとか、ネタを交換するとか、それこそSWAがやっているようなことを自分たちもやってもいいと思う。SWAとソーゾーシーが絶対的に違ったことは、すでに落語界の真ん中にポジションを築き上げた真打のユニットであるSWAに対して、僕たちはまだこれから自分の居場所を確保していかないといけない二ツ目時代から始まったということ。
とにかく自分が独り立ちできるように戦うのが一番目の前の目標だった立ち上げ当時は、ネタに関してまでチームプレーで取り組む余裕はなかった。今年僕が真打になることで、メンバー全員が真打格になったことになる。もちろんこれからそれぞれ個人の陣取り合戦が始まるし、それは終わることはないと思うけど、でも披露目の諸々が終わった来年からかな、またソーゾーシーが違う領域に活動を展開していけることになると思う。それがどんな形になるかはまだ浮かんでもいないけど、楽しみだ。